募集の背景
- 当院では、地域包括ケアシステムへの対応強化のために、
①専門診療科と連携しながら、自宅・介護施設等からの救急対応のトリアージの充実
②他病院などから受け入れる地域包括ケア病棟の入院患者さんの対応
③在宅診療との連携など、地域連携の充実
の3点に寄与できる「総合診療科」を設立し、強化を進めています。この新体制にお力をお貸しいただける先生を募集しております。現在1名が 所属しており、将来的に2~3名体制を目指しています。 - 専門診療科をお持ちで、新たに総合診療科として勤務したい先生、将来開業を考え、診療領域を広げ、地域の医療機関・介護施設と連携を深めていきたい先生も歓迎しています。今後のキャリアにあわせて、他の診療科(例:ある程度手術もしたい場合は、消化器外科兼総合診療科)と兼務等も可能です。総合内科、総合診療科専門医をお持ちであれば尚可ですが、今後取得を検討されている先生も歓迎しています。
- 総合診療科では、他の専門診療科と連携しながら、患者さんのニーズに対応した基本的な医療を、専門各科と連携しながら提供したいと考えています。初診患者(主に内科系)の対応と、他病院からの地域包括ケア病床への転院に対応いただきます。具体的には、各科宛の紹介状を持たない初診患者さんで、どの科を受診していいかわからない方、紹介状を有しているが、個別の診療科指定がない科などの担当を想定しています。
- 患者さんの容態に合わせて、必要に応じて専門各科への相談や、患者さんにあった「かかりつけ医」を紹介などを行ったり、引き続き総合診療科で診療を継続していきます。また、地域包括ケア病棟(50床)の病棟医として、患者さんの在宅復帰及び退院後のケア(訪問リハ・訪問看護等)を担える体制の構築を目指しています。
- 現在、設立中の診療科である為、まずはお気軽にご相談ください。求職されている先生のご経験、ご指向にあわせて、診療内容を提案させていただきます。
- 他の医師1名、他の内科系専門診療科の医師と協議しながら勤務日数を決めていきます。外来数、救急当番日、研究日なども柔軟に対応しますので、まずはご要望をお伝えください。
主な疾患
- 一般的な内科疾患(いわゆるcommon diseaseへの対応)
- 市中肺炎、誤嚥性肺炎の対応
- 多数合併疾患ありの急性疾患
- 地域包括ケア病棟、回復期リハビリテーション病棟などでの全身管理、合併症管理
- 消化器外科、整形外科等の周術期対応
- (先生のご関心に応じて)リハビリテーション医と連携した在宅療養中に疾患対応など経験に応じた対応を担っていただきます。