臨床研修医Graduate medical education

大分中村病院を選んだ理由は、研修医の主体性が重んじられているからです。2年間の研修ローテーションや、当直の日程を自分たちで決められるので、より充実した研修生活を送ることができると思いこの病院を選びました。

実際に研修を受け始めて、カルテ記入や採血等の手技など、慣れない点は多いですが、日々充実しています。当直は上級医の先生と2人体制で、診察、検査、診断の流れをつきっきりで指導していただいています。また、診療科ごとに救急当番日が設けられており、初期研修の間に多くの患者さんを診ることができます。医局は上級医の先生方と研修医が同じ空間にいるので、相談したいことがあったらすぐに相談できます。先生方は優しくかつ厳しく接してくださいます。

今後の目標は、日々勉強を続け、一度失敗したことを二度繰り返さないようになることです。そして2年後に、自分の志望科を決められるよう、多くの経験を積んでいきたいです。

研修医1年目は失敗に学ぶことも多く、くじけそうになることもありましたが、日々の研修のなかで少しずつ、わかること・できることを積み重ねていきました。2年目の今、それらの経験が全てに生かされていることを実感し、毎日の研修がとても充実しています。

院外研修の1次医療機関ではcommon diseaseに触れる機会が多く、今後他科の疾患を診る機会に繋がる勉強ができていると思っています。また、様々な先生方とお会いし、医師という職業でも様々な働き方があること、上手なプライベートとの両立方法を知ることができたことも大きな収穫でした。

大分中村病院の魅力は先生方やコメディカルの方との距離が近く、とても働きやすい点です。研修医も4人の少数定員なので、手技を教えてもらう機会を奪い合うこともありません。院外実習の機会も多く、様々な疾患に遭遇し学べることも魅力のひとつです。

私は整形外科分野に興味があったので、少しでも多くの症例を経験したいと思い、たすきがけで大分中村病院を希望しました。実習で見学させていただいた際、先生方に優しく丁寧に指導していただいたことも決め手になりました。
大分中村病院では大学病院と違い、研修医が少人数であり、各科を一人でローテ―トできるため、上級医の先生方から手厚く指導していただくことができます。また、大学病院ではあまり経験できないcommon diseaseを経験でき、医師の土台となる救急における総合的な診断能力や初期治療、基本的臨床手技を培うことができます。

手技などをわかり易く丁寧に教えて下さる優しい諸先輩方や、わからないことがあったときには気軽に相談しあえる同期に恵まれ、非常に充実した研修生活を送れています。基本的には17:30に帰れるので、毎日夕方〜夜までの時間は自由に過ごせます。勤務時間や日宿直、有給休暇も柔軟に対応していただけるので私生活を充実させることができます。

今後は、医師として必要な知識、経験、思考力といったことを少しでも向上させられるように精進するとともに、一人の医師として患者さんの前に責任をもって立てるよう精神面やコミュニケーション能力も培っていきたいと思います。