時間外(夜間・休日)診療は通常と体制が異なります。
下記の流れに沿って、受診いただきますよう宜しくお願いいたします。
正面玄関が閉まっている場合は、正面玄関左にある「救急・夜間入口」をご利用下さい。保安スタッフが、お名前や来院理由をお聞きしますので、ご協力お願い致します。
「救命の鎖」という言葉をご存知でしょうか。
命を守るためには、①早い通報、②(市民による)早い応急処置、③(救急隊による)早い救急処置、④(医療機関による)早い医療処置のすべてが欠かせないという考え方です。
当院では、救命率のアップ、早期社会復帰を目標に救急医療システムを運用しています。
救急隊からの連絡は24時間、医師が直接受け、適切に指示を出しながら、当院での受け入れ体制を整えます。
「ハリー先生、ハリー先生、至急ERまで来てください」
院内一斉放送でアナウンスを繰り返すことがあります。
それは、搬入された患者さんの心臓が停まっていたり、意識がない場合で、救命のためにひとりでも多くの医療スタッフを必要とするからです。
アナウンスに応じ、手の空いている医師はすべて救命に駆けつける、これがハリー(急いで!)コールです。
ER(緊急救命室)では、24時間365日救急患者さんを受け入れ、医師や看護師をはじめ、さまざまな職種が専門性を発揮して、命の危機の原因を速やかに見つけ出し、スタッフのチームワークと迅速で的確な判断力で適切に対処し、命をつないでいきます。
ERの稼働に伴い、外傷の患者さんや緊急手術が必要な患者さんを手術室スタッフが常に24時間体制で待機し、受け入れています。
手術時の準備や緊急に伴う細やかな配慮と全スタッフのチームワークが重要となり、あらゆる患者さんの命を救うことを目指します。
ERでつなぎとめた命をHCU(高度治療室)で24時間体制にて集中的に見守ります。
ここでは、生命の危機状態にあるなどの重度の患者さんを中心に、設備の充実や多くの看護師を配置。幅広い知識と技術をもって、的確で手厚い医療と看護を提供しています。