当院は24時間365日、時間外(夜間・休日)もERにて救急診療を行っております。

夜間・休日診療(救急外来受診)について

時間外(夜間・休日)診療は通常と体制が異なります。

下記の流れに沿って、受診いただきますよう宜しくお願いいたします。

1電話受付

ご来院の前に、お電話ください

  • 連絡先 097-536-5050(代表)
  • 症状を確認した上で、当院での診察の必要性を判断させていただきます。
  • 電話での確認事項

    お名前、性別、年齢、生年月日、当院への通院の有無、症状について、来院経路(どのような交通手段で、当院までにかかる時間など)

  • 持参するもの

    健康保険証、各種受給者証、当院診察券(当院受診歴のある方)、おくすり手帳(現在服用している薬がわかるもの)

2受付

  • 時間外受付場所/大分中村病院1階 夜間・休日受付
  • 時間外 平日(17:00~翌8:30)・土曜(12:00~)・休日
  • 正面玄関は、夜21:00~翌朝7:00まで利用できません。
    • 2020年4月より当分の間、正面玄関開錠時間は8:30~17:30(平日・土曜)となっております。
    • 外来休診日は開錠しません。
  • 救急・時間外入口について

    正面玄関が閉まっている場合は、正面玄関右にある「救急入口・時間外入口」をご利用下さい。

    保安スタッフが、お名前や来院理由をお聞きしますので、ご協力お願い致します。

    救急・時間外入口

3診察

  • 診察はERにて行います。
  • 救急搬送の状況や症状、感染性疾患の疑い等によっては、診察が前後する場合や待ち時間が長くなる場合もあります。

4救急診療費のお支払い

  • 窓口にて精算をお願いします。
  • 現金以外にクレジットカード、銀行のキャッシュカードでのお支払いもできます。
  • 保険証をお持ちでない場合、一定額の預り金をいただく場合があります。

救急医療充実のシステム

Hot Line First Call (ホットラインファーストコール)

「救命の鎖」という言葉をご存知でしょうか。
命を守るためには、①早い通報、②(市民による)早い応急処置、③(救急隊による)早い救急処置、④(医療機関による)早い医療処置のすべてが欠かせないという考え方です。

当院では、救命率のアップ、早期社会復帰を目標に救急医療システムを運用しています。
救急隊からの連絡は24時間、医師が直接受け、適切に指示を出しながら、当院での受け入れ体制を整えます。

Hurry Call(ハリーコール)

「ハリー先生、ハリー先生、至急ERまで来てください」
院内一斉放送でアナウンスを繰り返すことがあります。それは、搬入された患者さんの心臓が停まっていたり、意識がない場合で、救命のためにひとりでも多くの医療スタッフを必要とするからです。

アナウンスに応じ、手の空いている医師はすべて救命に駆けつける、これがハリー(急いで!)コールです。

命をつなぐ「ER」

ER(緊急救命室)では、24時間365日救急患者さんを受け入れ、医師や看護師をはじめ、さまざまな職種が専門性を発揮して、命の危機の原因を速やかに見つけ出し、スタッフのチームワークと迅速で的確な判断力で適切に対処し、命をつないでいきます。

ER(緊急救命室)の様子

命を救う手術の役割

ERの稼働に伴い、外傷の患者さんや緊急手術が必要な患者さんを手術室スタッフが常に24時間体制で待機し、受け入れています。

手術時の準備や緊急に伴う細やかな配慮と全スタッフのチームワークが重要となり、あらゆる患者さんの命を救うことを目指します。

命を救う手術の役割のイメージ

命を見守る高度治療室

ERでつなぎとめた命をHCU(高度治療室)で24時間体制にて集中的に見守ります。

ここでは、生命の危機状態にあるなどの重度の患者さんを中心に、設備の充実や多くの看護師を配置。幅広い知識と技術をもって、的確で手厚い医療と看護を提供しています。

命を見守る高度治療室の様子