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大分中村病院メディカルセミナー
『あなたの骨は大丈夫!?〜コツコツ学ぶ、骨粗鬆症のお話〜』


10月1日(日)、大銀ドームで開催された「どんと感謝大バザール2017(主催:江藤酸素グループ)」の会場内にて、『あなたの骨は大丈夫!?〜コツコツ学ぶ、骨粗鬆症のお話〜』をテーマに、大分中村病院メディカルセミナー(共催)を行いました。 田北親寛医師(脊椎外科部長)が座長を務め、骨粗鬆症リエゾンチームから5名が発表しました。
まず始めに、リハビリテーション部の谷口純平理学療法士が「骨粗鬆症って病気なの?」をテーマに発表しました。日本の社会的背景を踏まえながら、なぜ今「骨粗鬆症」が少しずつ注目されてきているのか、また骨粗鬆症は病気であり治療対象であることを知ってもらうために、骨粗鬆症の定義や分類、診断、骨折の危険因子等について詳しく説明しました。
続いて薬剤部の佐々木奈緒子薬剤師が「骨粗鬆症の薬物療法」をテーマに発表し、薬物治療の開始基準や骨粗鬆症治療薬等について紹介しました。また、治療薬使用上の注意点では、ビスホスホネート製剤やデノスマブによる顎骨壊死についても詳しく説明しました。
次に、リハビリテーション部の河野瑠里作業療法士が「骨粗鬆症の運動療法」をテーマに発表し、運動が骨粗鬆症にとってどのように有効かについて話しました。また、参加者と一緒に「めじろん元気アップ体操(大分県版介護予防体操)」を行い、運動時の注意事項なども一緒に紹介しました。
次に、栄養科の古賀彩管理栄養士が「骨粗鬆症と栄養」をテーマに発表し、丈夫な骨を作る工夫と維持する工夫について紹介しました。まず丈夫な骨を作るには、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKが大切と話し、それぞれを強化できる食品等を紹介しました。
最後に、地域医療連携課の日野雄介ソーシャルワーカーが「当院における骨粗鬆症リエゾンサービスの活動〜骨と戦う私達の日常〜」をテーマに発表しました。骨粗鬆症の治療に関する知識を持ち、コーディネートする役割を持った医療スタッフとして「骨粗鬆症リエゾンマネージャー」を紹介し、その役割や日々の活動について詳しく紹介しました。
セミナーには介護士や看護師など医療従事者を中心に64名の方に参加頂きました。参加者からは「骨粗鬆症についてよく理解できました」「大分中村病院の連携を知ることができました」「骨について詳しく聞けて、初めて知った情報も多く勉強になりました」「特に栄養面が聞けて良かったです」といった感想を頂きとても好評でした。


座長:田北親寛医師

谷口純平理学療法士

佐々木奈緒子薬剤師

河野瑠里作業療法士

古賀彩管理栄養士

日野雄介ソーシャルワーカー



骨粗鬆症リエゾンサービスチーム


(制作室)



2017年10月17日(火) No.1028 (イベント・行事)

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