RETUNE
大分中村病院の最新の情報や話題をいち早くお伝えするページです。ＯＢＳ大分放送のイブニングニュースにて
「がんリハ」の様子が放送されました
大分中村病院が実施している「がんリハ（がんリハビリテーション）」の様子が、１２月２２日（火）、ＯＢＳ大分放送のイブニングニュースの特集項目として放送されました。
「がんリハ」は、がんに伴う様々な症状、具体的には身体的、精神的、社会的、職業的な症状緩和を行うことを目的としています。また、がんに伴う症状緩和だけでなく、抗がん剤治療や放射線治療に伴う副作用に対する症状緩和、更には、手術後の合併症予防を目的としたリハビリも含まれ、がん治療の早期から緩和的な治療の全ての時期に行われるリハビリです。
「がんリハ」を患者さんに提供するにあたり、最も重要な要素のひとつが「チーム医療」です。すなわち、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカー、医療事務等の様々な職種のプロフェッショナルなメンバーで構成されたチーム医療が非常に重要になります。
番組では、食道がんの患者さんのリハビリを通して、外科の麓 祥一医師をはじめとした多種職、プロフェッショナルにより構成されたチームにより、患者さん個々人にあった症状緩和の方法を皆で考え治療にあたる様子が紹介されました。
当院においては、１２月中にがんリハビリの専門スタッフが６名となり、これまで以上にがん患者さんの症状緩和、術後合併症予防に貢献出来る体制が整いました。今後、県内外の学会・研究会・公開講座などでの発表・講演等を通して、「がんリハ」の普及に貢献できるよう努力して参りたいと考えております。
（広報企画 村上）
2015年12月29日（火）
No.927
(取材・報道)
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