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第4回 大分・別府糖尿病を考える会
市民公開講座を開催


10月17日(土)午後2時よりホルトホール大分にて、大分・別府糖尿病を考える会と小野薬品工業株式会社の共催で、「第4回 大分・別府糖尿病考える会 市民公開講座」が開催されました。64名の方の参加をいただき、当院の鎗水浩治医師(糖尿病内科部長)が開催責任者兼講師を務めました。

講師の柴田洋孝先生
(大分大学医学部 内分泌代謝・膠原病・腎臓内科学講座 教授)

講師を務める鎗水浩治医師
(大分中村病院 糖尿病内科部長)

運動療法を指導する
大西直斗理学療法士
はじめに柴田洋孝先生(大分大学医学部 内分泌代謝・膠原病・腎臓内科学講座 教授)が「もっと糖尿病を知ろう!今どきの話題と治療」をテーマに講演しました。一般の方にもわかりやすくかみ砕いた説明で、糖尿病の基礎知識や糖尿病患者数が年々増加傾向にあること、糖尿病になるとまず何に気づくのか、重大な合併症のサイン、食事療法や運動療法の重要性、新しいインスリン治療薬、糖尿病予防等について、幅広く説明していただきました。
次に10分の休憩時間を使って、当院リハビリテーション部の大西直斗理学療法士が参加者のみなさんと一緒に「家庭でできる運動療法」を行いました。イスに座った状態で水の入ったペットボトルを両手に持ち、手を上に伸ばす運動や肘の曲げ伸ばし運動、また座った状態での足踏み運動や、立った状態での膝上げ運動や立ち座り運動などを行いました。
最後に鎗水医師が「糖尿病は身近な病気…健康寿命を延ばしましょう…」をテーマに講演を行いました。糖尿病の基本的な知識や、糖尿病は血管の病気であることを説明し、糖尿病が引き起こす合併症や血糖の治療、食事療法、運動療法等について詳しく説明しました。食事療法の話では、実際の料理や身近な食品の写真をたくさん使って、食事の量や摂り方等を分かりやすく紹介しました。
参加者の皆さんからは「食事療法と運動を継続することの重要性を認識しました」「体操が分かりやすく続けられそうです。二人の先生も解りやすくユーモアがあり良かったです。」「こうして時々お話を聞くと刺激をもらい、又、あらためて生活を見直していこうと思いました。」と好評でした。
この市民公開講座は今後も継続的に行う予定ですので、糖尿病でお悩みの方、糖尿病をもっと理解したい方や興味をお持ちの方など、多くの方に参加していただければと思います。次回の開催内容が決定次第、当院ホームページなどでお知らせ致します。皆さまのご参加をお待ちしております。

(制作室)



2015年10月30日(金) No.916 (勉強会・セミナー等)

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