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大分中村病院の最新の情報や話題をいち早くお伝えするページです。JCOG食道がんグループ班会議に麓医師が参加
7月26日（土）、国立がん研究センター中央病院（東京都中央区）において、「平成26年度第1回JCOG食道がんグループ班会議」が開催され、当院外科部長の麓祥一医師が参加しました。
JCOG（日本臨床腫瘍研究グループ）は、国立がん研究センターがん研究開発費研究班を中心とする共同研究グループで、がんに対する標準治療の確立と進歩を目的として様々な研究活動（多施設共同臨床試験）を行っています。この度、大分大学医学部消化器小児外科教室が食道がんグループの参加施設として認められ (施設研究責任者 北野 正剛 先生、施設コーディネーター 野口 剛 先生)、研究担当医である麓医師が参加しました。
当院においては大分大学との連携により、食道がんに対する化学療法を積極的行っており、H25年5月からの約1年間で54症例に対して抗がん剤治療を行って参りました。その内訳は、DCF療法: 39症例 (術前化学療法: 21症例、再発：18症例)、FP療法： 2症例、その他（ドセタキセル、パクリタキセル等）： 13症例となっており、症例数、治療内容のいずれにおいても高いレベルでの治療を行っています。
麓医師は、「今後も積極的かつ安全な化学療法を行い、食道がんの予後改善に向け、最大限の努力をして参りたい」と話しています。
（制作室）
2014年08月05日（火）
No.842
(学術活動)
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