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第3回臨床病理検討会(CPC)を開催


3月25日(木)、当院6階研修室において平成21年11月28日発生の剖検(解剖検査)についてCPC(臨床病理検討会)を行いました。

挨拶を行う中村理事長
発表する伊藤医師(臨床研修医)
病理解剖執刀医を担当していただいた泥谷直樹先生(右)と成松隆弘先生(左)
CPC(=Clinico-Pathological Conference)とは、病院で行われる複数の臨床科と病理医や検査医が合同で行う討論形式の症例検討会のことです。症例の診断に至るプロセスの合理性、治療の妥当性、画像や検査所見の整合性や矛盾点などをお互いに議論します。こうした症例検討会は典型例であっても稀少例であっても、患者様のアウトカムの分析のためには非常に有用です。
はじめに中村太郎理事長より挨拶があり、司会を臨床研修管理委員長の那須勝医師が務めました。まず臨床診断として伊藤雄基医師(臨床研修医)が臨床経過をプレゼンテーションし、臨床経過に対する質疑応答・疑問点の提示を行いました。
次に病理診断として今回病理解剖執刀医を担当していただいた泥谷直樹先生・成松隆弘先生(大分大学医学部第2病理)より剖検報告があり、剖検報告に対する質疑応答の後、病理診断のまとめを行っていただきました。その後に行われた総合討論では、指導医をはじめとする参加者と活発な意見交換が行われ、大変有意義なカンファレンスとなりました。
初期臨床研修医は、CPCへの参加とカンファレンス終了後の報告書(CPCレポート)の作成が必修項目となっていることもあり、今後も当院でCPCが度々開催することになりますが、研修医のみならず多くの職員がCPCに参加することで、当院の医療の質をさらに向上させたいと考えています。

(制作室)



2010年04月03日(土) No.581 (勉強会・セミナー等)

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