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外傷診療の質の向上を目指して
当院医師2名がJATECコースを修了


12月1日、2日、別府市立山の手中学校にてNPO法人日本外傷診療研究機構(JTCR)が主催するJATEC(外傷診療研修,Japan Advanced Trauma Evaluation and Careの略)コースが開催され、当院より中田健医師(腎臓内科)、遠藤淑恵医師(形成外科)の2名が受講し、コース修了の認定を受けました。

理事長・院長
中村 太郎医師
消化器外科部長・救急部副部長
船田 幸宏医師
腎臓内科
中田 健医師
形成外科
遠藤 淑恵医師
JATECコースとは、日本外傷診療研究機構が外傷医療の質を向上させるために医師や医療機関に対して開催している研修会で、日本外傷学会・日本救急医学会が監修している「外傷初期診療ガイドライン」に基づいて標準初期診療手順が実践できるようになることを目標としたものです。
コースは2日間にわたり開催され、1日目の技能実習では外科的気道確保などの外傷蘇生に必要な技術を習得し、さらにX線や頭部CTなどの読影法を実際の臨床例を素材に学び、2日目は初日に学習した各種技能や診察の手順を基本にした模擬診療を行います。研修の最後にはOSCE(Objective Structured Clinical Examination;客観的臨床能力試験)、ケーススタディによる討論、および筆記試験が行われ、コース受講の目標が達せられたかを確認し修了となります。
JATECコースは、日常診療で遭遇する様々な臨床現場が想定され、それを基に外傷患者の診察と処置を一人ひとりが実践していく優れた研修コースです。今回このコースを修了した医師2名に加え、中村太郎理事長、船田幸宏医師(消化器外科部長・救急部副部長)がすでに修了の認定を受けており、これで当院には4名のJATECコース修了の認定を受けた医師が常勤していることになります。

外傷患者の初期診療にあたる医師の責任は極めて重要です。重傷による防ぎえる死(Preventable trauma death)や後遺症を少しでも少なくできるよう、外傷診療の質の向上を目指し、地域の皆様に信頼される病院創りを推進してまいります。

(制作室)

2007年12月13日(木) No.477 (学術活動)

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