大分中村病院   RETUNEHOME

大分中村病院の最新の情報や話題をいち早くお伝えするページです。

2006年もはや6か月目。ワールドカップの開幕を迎えます。


 大分中村病院は6月より看護単位が10:1(以前の表示法であれば2:1、すなわち患者様2人に看護師1人の配属)に上がりました。6年前の院長就任時は15:1看護(旧3:1)、その後13:1看護(旧2.5:1)を経て、今回の10:1看護体制となりました。昨年度までは10:1看護が厚生労働省の定めた看護単位で一番手厚いものでしたが、この4月に7:1(1.4:1)看護単位が新設されました。今後はできるだけ早い時期に、最高の看護単位に移行したいと思います。
 さて、厳しい医療財政状況の中で、高度な検査をしたり手術をしたりといった、急性期医療を提供していくには3つの条件をクリアしていくことが必要と思います。
 まずは看護単位の例のように病院スタッフの手厚い配置です。次に医療連携です。このHPでも何度か書きましたが急性期病院だけでは、質の高い医療は提供できません。診療所などの前方医療機関、介護施設や在宅などの後方医療機関と密接な連携を図って「地域完結型医療」を提供しなければなりません。最後はDPCです(これに関しては改めて説明します)。大分中村病院は厚生労働省のDPC試行病院に申請をしました。
 ライブドア、村上ファンドと逮捕が続きましたが、病院経営は、利益第一主義とは反対の極にあると思いますし、株式会社以上にコンプライアンス(法令遵守)が求められる組織だと思います。今月には医師のみならずスタッフ全員が利用できるインターネットで文献検索のできる図書館、そしてより高度の感染症検査を行うための培養室が完成します。
 今月もどうぞよろしくお願いします。
(院長 中村太郎)
2006年06月12日(月) No.68 (院長コラム)

No. PASS

Powerd by shiromuku(fs6)DIARY version 1.81

サイトマップ推奨環境免責事項個人情報

社会医療法人恵愛会 大分中村病院
〒870-0022 大分県大分市大手町3丁目2番43号
TEL:097-536-5050 FAX:097-573-8030
http://nakamura-hosp.or.jp/

Copyright 2004 Oita nakamura hospital. All rights reserved.