9月4日(日)、第28回大分県障害者卓球選手権(県内外158名の方が参加)が大分県身体障害者福祉センターにて開催され、当院からは患者さま9名、スタッフ6名の15名が出場しました。
みなさん、日々の作業療法またはリハビリテーションスポーツの一環で卓球と関わり、この日を迎えました。卓球歴は数ヶ月から数年間と幅広く、実践の経験も定期的に力を試している人から初めて大会に参加する人まで、様々です。
結果は、初勝利を手に入れたり、技能の向上を実感するなど自身の変化に気づく機会になり、また新しい人との出会いなど、大会への参加をきっかけに次につながる時間を得ることが出来ました。
今大会は患者さま一人ひとりがそれぞれの目的をもって参加しました。様々なことに挑戦し、継続していくことで、自分自身の出来ること、出来ないことを認識する機会につながり、自身の生活に目標を持つきっかけになったようです。
今後もスポーツを通して、自分自身の可能性を再認識し、生活の張りへとつながる機会を多く提供していければと思います。
(記事:リハビリテーション部リハビリテーション体育室/室長 齊藤健夫)