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これからの病院構想と経営を学ぶため
第4回アドミ塾第1ステージ開講


 8月中村院長の勧めで、事務局の茂倉敏郎[総務部長]と三浦裕二[業務部長]がアドミ塾へ入塾しました。
  アドミ塾とは病院経営管理を様々な面から捉え、それに伴う経営ノウハウを習得したアドミストレーター(管理者・事務官・執行者の意)を育成し、実際の医療現場でこれを生かすことを目的とした研修塾です。同塾の運営は中村院長も医療システム学(医療経営)の師として学んだ信友浩一教授[九州大学医学部大学院医療システム学講座]をはじめ、正木義博副院長[済生会熊本病院]、瀬戸山元一理事[高知市病院組合]が中心となり行われています。アドミ塾は来春までに3ステージあり、8月27日〜8月29日に17病院・27名の塾生が集まり、その第1ステージが福岡で開催されました。


信友浩一教授
「九州大学医学部大学院医療システム学講座」の集中講義の様子
 その内容は、病院マネージメントを中心にリーダー(管理者)のあり方、国が進めようとする医療の方向性(年金改革や個人情報の保護など)、実際に行われ成果を上げた病院運営の手法などをはじめ、医療人としての医療への取り組み方、医療を受ける側の視点など「感性」まで重視したテーマや講義が非常に率直で真剣に行われました。それらは毎日を漫然と過ごしている医療人に対しての戒めにも聞こえ、講師の先生方はもしかしたら「日本医療の伝導師」ではないかと思わせられるほどのものでした。毎日の終わりには塾生1人ひとりがそれぞれ講義内容に対して感じたことなどを述べる質疑応答が設定され第1ステージは終了しました。
  第2ステージでは各病院の現状をそれぞれが把握(データー化)してくるよう「宿題」が出され、更に病院が抱える問題点やビジョンを掲げBSC(バランストスコアカード)などを利用してこれらを克服・達成する方法を検討する「戦略」が行われます。最終の第3ステージではこれらを基にした各病院の「行動計画書」が塾生の手によって作成される予定です。
 いずれにせよ院長を軸とした病院で働く全ての職員の医療に対する意識・姿勢(真面目さ)が良質医療の基本であり、1人ひとりが更にモチベーションを高めること、またそれを継続できる環境づくりが重要であることは間違いないようです。
(記事:業務部長 三浦裕二)

2004年08月30日(月) No.173 (学術活動)

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