右から、歓迎の挨拶をする院長の中村太郎、南商尭先生、開田(事務長代理) |
視察見学に来られた「聖再園」職員の方々 |
病院内を案内する中村太郎院長 |
放射線部にあるMR装置について技師に熱心に聞かれる職員の方々 |
聖再園と中村裕との繋がり… 南商尭先生の御父上であり、聖再園の創設者でもある故 南均(ナム・シキュン)先生が、障害者の社会復帰を目指し聖再園を設立。1965年には国より社会福祉法人としての認可を受けられた。 南均先生は聖再園設立時、当時の韓国では社会的に貧しく、障害を持つ人のために仕事を経済的に援助することは難しい考え訪日するも運悪く、援助を求めた会社が倒産。何も得ずに国に帰るわけにはいかないと思われた際に、秋山ちえ子先生(評論家)の紹介で、太陽の家の創設者である中村裕と出会い、その後、南均先生は太陽の家を見学。「韓国の人々のために同じような施設を作ろう」という決心をされ、中村裕は出来る限りの援助を約束した。それ以来30年以上の交流を続け、1990年には太陽の家と聖再園が姉妹施設として締結。その後も相互訪問を続けている。 南均先生は残念ながら、昨年5月に78歳でお亡くなりになったが、南商尭先生がその理想と精神を引き継ぎ、聖再園を盛上げていく。 現在聖再園は、聖生リハビリテーションセンター、聖世養護学校、聖世リハビリ病院、聖世自立園(福祉工場)、障害者総合福祉館、障害者専用体育館、既婚者宿舎など、障害者のための医療・教育・職業・社会心理リハビリテーション、スポーツなどを対象とした総合リハビリテーションセンターとして利用されており、卒中性まひ患者のための施設をはじめ、交通事故・産業災害による脊髄損傷者の専用施設・リハビリ専門病院・障害者の労働問題の研究所等の建設も計画されている。 |
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