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医学的根拠に基づき
ナースキャップ廃止宣言


「看護師にはナースキャップ」というイメージは、これまで「あたりまえ」「ナースの象徴」のように言われてきました。しかし、今日ではナースキャップに関する様々な問題点が論議され、ナースキャップが点滴のチューブや病室のカーテン等に引っかかるといった弊害や、白衣は交換するがナースキャップは交換の頻度が低いといった実状もあります。また、その形状により衛生面でも、細菌汚染、病原菌(落下細菌など)の温床になっているとも言われています。ナースキャップがずれ動く度に直せば、手指が汚染されることも分かってきたようです。医学的根拠により、現在では「衛生管理の重視」と「感染対策の強化」等によりナースキャップを着用しない方が、患者さまにとっても看護師にとっても有意義であるという考え方が定着してきました。当院においても検討を重ねた結果、2004年1月よりナースキャップ廃止を宣言し、試行実施に踏み切りました。しばらくの間は多少違和感があるかと思われますが、キャップレスになっても、「ナースらしさ」「ナースとしての気品」「ナースとしての清潔感」を保つことが、看護師としての使命であり誇りでもあるのです。さらにその上で、頭髪や着衣の管理には充分留意いたしますので、これからもより安心の医療を提供するために、ご理解をお願いいたします。

写真:外来看護師(堀田明美 外来婦長、梶原直美、正野理奈)
(広報情報課)
2004年01月09日(金) No.100 (事業報告)

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