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第56回がん化学療法・緩和ケア勉強会を開催


12月7日(木)、当院6階研修室にて「第56回 がん化学療法・緩和ケア勉強会」を開催しました。この勉強会は、がん患者さんに最新の医療を提供するため、外科部長の麓医師がスタッフの知識向上を目的に定期的に行っています。

藤本由香看護師

佐藤由香ソーシャルワーカー

梅野裕昭理学療法士
はじめに、大鵬薬品工業株式会社の下西 浩之さんが、経口抗がん剤「TS-1」の副作用についてお話しがありました。「TS-1」は販売から17年が経過する抗がん剤で、胃がん・直腸がんなどの消化管悪性腫瘍、頭頸部がん、膵がんなどへの適応がありますが、涙道閉塞や角膜上皮障害(角膜潰瘍、角膜びらん、角膜炎)といった眼障害の副作用が起こりやすいということです。下西さんは、副作用として起こる眼障害の発現機序を説明した後、リスク因子として食欲不振、口内炎、発疹色素沈着が挙げられるので、注意深く観察する必要があると話しました。
次に看護部外来の藤本由香看護師が、第55回日本癌治療学会学術集会で発表した「がん告知後の患者の思いに関するアンケート調査」を院内で講演しました。藤本看護師は「今回のアンケート調査で、個々の患者さんの病気の捉え方や思いなどを深く知ることができました。移り変わる患者さんの思いに寄り添うことができる看護師を目指します。」と、締めくくりました。
次に地域連携部の佐藤由香ソーシャルワーカーが、第35回大分県病院学会で発表した「がんサロン『太陽のカフェ フィーカ』」をお話し致しました。佐藤ソーシャルワーカーは「がんサロンは、患者さん同士の交流の場であり、互いの体験を話し傾聴することで、孤独感の軽減や生きることに対する希望をもたらし、心の癒しにつながる大切な場です。今後もサロンの主体である患者さんと共に、当院の特性を十分に生かしたサロン作りを目指したいです」と話しました。佐藤さんは12月1日に当院で開設した「がん相談支援センター」で「がん専門相談員」も務めています。
最後にリハビリテーション部の梅野裕昭理学療法士が「第1回がん理学療法カンファレンス報告〜骨転移について〜」と題してお話しがありました。これは、10月29日(日)に埼玉県で開催された「第1回がん理学療法カンファレンス」に梅野理学療法士が出席し、その内容を報告したものです。梅野理学療法士は「がんリハビリテーションが2010年から保険診療の対象となり算定可能となったものの、アメリカでは1970年代から体系化されており、日本ではまだまだ浸透していないのが現状です。一方、がんに対するリハビリは、予防的(がん診断時)、回復的(治療開始期)、維持的(再発/転移した時)、緩和的(積極的な治療が受けられない時期)すべての段階で提供されるべきリハビリと定義されていますが、今回は、骨に転移した状況でも提供できるリハビリがあり、その具体的な手技や注意点などを学ぶ事が出来ました。本カンファレンスでの学びを当院のリハビリにも反映できるよう努力させて頂きます」と報告致しました。



(広報企画 村上)


2017年12月15日(金) No.1045 (勉強会・セミナー等)

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