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第19回 日本骨粗鬆症学会にて谷口理学療法士が発表


10月20日(金)〜22日(日)の3日間、大阪国際会議場において「第19回 日本骨粗鬆症学会」が開催されました。当院からは中村理事長を含む4名が参加し、リハビリテーション部の谷口純平理学療法士が「大腿骨近位部骨折患者における退院時移動能力と骨密度の関連性の検討」を発表しました。
当院では2016年1月より「骨粗鬆症リエゾンサービス」を開始しており、発表した谷口理学療法士は「骨粗鬆症マネージャー」として様々な活動に取り組んでいます。
今回その取り組みの中で関わる機会の多かった大腿骨近位部骨折術後の患者に対して、退院時の移動能力と骨密度の関連性について調査・検討を行い発表しました。
谷口理学療法士は発表の中で、退院時移動能力に関連する因子として大腿骨骨密度と入院前バーセルインデックス(Barthel Index ; 機能的評価)を挙げ、特に大腿骨骨密度が関与する可能性については、骨折後の移動能力低下の予防に骨粗鬆症マネージャーが寄与できる可能性を示唆し、骨密度改善のために継続した関わりが必要と発表しました。また、骨密度は多因子の影響を受けるため、食事、運動、薬物などの影響を加味しながら継続して調査を実施していきたいと話しました。
発表を終えた谷口理学療法士は今後の活動について「骨折の危険性を少しでも減らすために患者様一人ひとりとの関わりを大切にしていきたい」と抱負を語ってくれました。



(広報企画 羽田野)


2017年11月20日(月) No.1039 (学術活動::学会発表)

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