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がんのリハビリテーション研修会に参加


平成28年11月5日(土)〜6日(日)の2日間、日本理学療法士協会主催の「平成28年度 第1回がんのリハビリテーション研修会」が宮崎市内で開催されました。
当院からは消化器内科の和田康宏医師、看護部の藤本由香看護師、リハビリテーション部の阿部美香理学療法士、河野百子作業療法士、寺真理子作業療法士、竹内希言語聴覚士の6名が参加しました。「がんのリハビリテーション」にかかわるスタッフの増員、教育、育成を目的として、当院からはこれまで4回にわたって「がんのリハビリテーション研修会」に毎回異なるスタッフが参加し、研修を積んできました。
早期診断、早期治療などの医療技術の進歩により、がんの死亡率は年々減少傾向にあるといわれています。がんが「不治の病」であった時代から「がんと共存」する時代になってきています。そのため、がんに伴う身体障害は主要な治療対象の一つになりつつあり、近年「がんのリハビリテーション」という分野の重要性が認識されるようになっています。
がん患者様は疼痛、移動・セルフケアの問題、疲労、筋力低下などがんの種類によらない一般的な問題や、嚥下障害、認知障害、リンパ浮腫、末梢神経炎、軟部組織や骨切除後などのがんの種類による特別な問題を抱えられています。これらの問題に対して二次的障害を予防し、運動機能の低下や生活機能の低下予防、改善を目的としてリハビリ治療を行うのが「がんのリハビリテーション」の目的です。
「がんのリハビリテーション」においては多職種(医師、看護師、リハ療養士、薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカー、医療事務担当者など)がそれぞれ専門的な立場からの幅広い意見を出し合い、がん患者様の意に沿った細やかな医療提供を行うことが重要です。当院では他院に先駆けて、平成27年6月1日より「がんリハビリテーション」を行っています。がん患者様に対し、外科部長の麓祥一医師を中心に看護師、リハ療法士、薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカー、医療事務担当者などの多職種によるチームで、質の高いがん医療、リハビリテーションを提供したいと考えています。



(消化器内科 和田)



2016年12月02日(金) No.977 (就任・資格・受賞)

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