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第6回大分・別府糖尿病を考える会 市民公開講座を開催


「第6回大分・別府糖尿病を考える会 市民公開講座」が10月22日(土)、大分市の全労済ソレイユ(7階アイリス)で開催されました。会場には、市民や医療関係者の皆さん約100人に参加していただきました。


講師の鎗水医師(左)と織部安裕先生(右)

会場の様子

リハスタッフによるエクササイズ

看護師による血糖値測定と血圧測定
最初に日本糖尿病学会の専門医・研修指導医で日本老年医学会専門医・指導医の織部 安裕先生(医療法人いつわ会 藤島病院 内科部長)が「糖尿病と健康寿命」をテーマに講演しました。
この中で「健康寿命」とは、介護を必要とせず自立して生きられる期間のことだとした上で、「糖尿病の患者さんは約2.5倍、認知症にかかる確率が高いとされ、健康寿命をいかにして伸ばしていくのかが課題です。運動を組み入れて筋力を落とさないように日々努力するなど生活習慣を見直したり、患者さんご自身が目標や主体性を持って日々を送ることが重要です」と話しました。
続いて約10分の休憩時間を使って、当院リハビリテーション部のスタッフによる「家庭でできる簡単エクササイズ」を会場内で紹介しました。ペットボトルを使いながらイスに座ったまま出来、参加した皆さんも一緒に体を動かしていただきました。
最後に、当院糖尿病内科部長の鎗水浩治医師が「糖尿病治療〜楽しい生活のために〜」をテーマに最新の治療方法や、ここ何十年かで進歩した注射や薬剤などについて、写真を使ってわかりやすく説明しました。
この中で鎗水医師は「いったん糖尿病が発症してしまったら一生病気とつきあわなければなりません。最近の薬の進化はめざましいですから、途中で治療を投げ出したりせず、病気と上手につきあいながら生活全般を楽しみましょう」と話しました。
参加していただいた方から「改めて、食事と運動が大切ということがわかりました」や、「糖尿病ではないのですが、今回初めて参加しました。国民病とも言われる糖尿病のことが良くわかりとても勉強になりました」などのお声をいただきました。また、今回は前回の開催に引き続いて会場内で、当院の看護師らによる血圧測定、血糖値測定などが無料で行なわれ、好評を得ました。
この市民公開講座は今後も継続的に行う予定ですので、糖尿病でお悩みの方、糖尿病をもっと理解したい方や興味をお持ちの方など、多くの方に参加していただければと思います。次回の開催内容が決まりましたら、当院ホームページなどでお知らせ致します。皆さまのご参加をぜひお待ち申し上げます。


(広報企画 村上)


2016年11月01日(火) No.971 (イベント・行事)

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