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麓医師パネリストとして参加
「胃癌治療ガイドライン講座2016」


2月5日(金)、レンブラントホテル大分において「胃癌治療ガイドライン講座2016(主催:中外製薬株式会社)」が開催され、パネルディスカッションに当院外科部長の麓 祥一医師がパネリストとして招かれました。
パネルディスカッションでは、「胃癌術後化学療法に対する治療戦略」をテーマにコメンテーターや他のパネリストらと共に討議を行いました。
参加した麓医師は、「胃癌の術後補助化学療法(手術後に再発しないことを目的とした抗がん剤治療)は、これまではTS-1(ティーエスワン)という薬を術後1年間内服することが標準治療でしたが、昨年11月より新たに、ゼローダ(内服薬)とエルプラット(注射剤)による併用療法を6ヶ月行う治療が標準治療のひとつに加わりました。TS-1を1年間内服するか、あるいは、ゼローダ/エルプラット併用療法を6ヶ月行うかについては、患者様の病期(病気の進行具合)や全身状態等を総合的に考慮した上で選択する必要があります。胃癌に対する治療薬、治療方法は多彩になっており、それら薬剤を上手に用いる事で、治療効果 (癌が小さくなる・再発しない・長生き出来る)は、今後益々向上してくでしょう。」と話しています。



(制作室)
2016年02月16日(火) No.935 (学術活動)

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