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Best Award 2015
最多治療協力施設受賞について / 麓 祥一(外科部長)


当院外科においては、大分大学医学部 消化器・小児外科学講座 猪股雅史教授のご指導のもと、各種消化器がんを中心に様々な疾患の治療に携っております。


「がんリハビリテーション」のチームスタッフ
中でも、食道がんに対する化学療法、緩和治療などの集学的治療に関しては、大学病院との強い連携にて、国内でもトップクラスの症例数(平成26年度 食道がん治療症例 219件≪DPC対象・準備病院 全国50位≫)に対する治療を行っております。この度、本賞を頂けたことは、県内の多くの診療所・病院の先生方、そして、猪股教授のご配慮によるものであると心より感謝致しております。また、当院におけるがん治療チームとして活躍してくれた看護師、理学療法士、作業療法士、薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカー、医療事務などの多くのスタッフの頑張りが本賞受賞につながったと考えております。

新年2016年に向けての抱負

昨年は、臨床、研究、教育など多方面で非常に充実した1年となりました。臨床に関しては、特に、がん患者様に対する当院の役割(当院だからこそ出来る事)を十分に踏まえ、がん患者様に安全性の高い効果のある治療を提供する為のシステム作りに力を入れて参りました。各部署の専門性の高いスタッフで構成されたがん治療チームを充実させ、また、新たに『がんリハビリテーション』を導入致しました。研究に関しては、大分大学医学部 分子病理学講座 守山正胤教授、そして猪股教授のご指導のもと、『術前化学療法における投与前効果予測系の確立(抗がん剤の効果を投与する前に効果を予測することを目的とした研究)』を目指した研究を、また、教育に関しては、院内外での学生、研修医、コメディカルに対する多くの教育活動の場を頂きました。中村院長、院内外の諸先生方、コメディカルの皆様のご配慮によるものであると心より感謝致しております。この場を借りてお礼申し上げます。
本年は、これまでに築きあげたものを更に充実させ、当院がん治療チームが大学病院の治療に貢献出来るよう努力して参ります。

今後の研究活動について

私の研究テーマは、抗がん剤の効果を予測する遺伝子の同定、そして、それら遺伝子を用いた臨床効果予測モデルの開発です。抗がん剤を投与する前に治療効果が予測出来れば(逆に効果が得られにくい患者が事前に分かれば)、無駄な治療をすることなく、それぞれの患者様にあったオーダーメード治療(個別化医療)が可能になります。大分大学の守山教授、猪股教授のご指導のもと、近い未来、大分県から全国へ発信出来る、また、臨床に還元出来る基礎研究(トランスレーショナルリサーチ)を目指し、頑張って参ります。


2016年01月12日(火) No.930 (就任・資格・受賞)

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