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第2回 大分・別府糖尿病を考える会
市民公開講座を開催


11月22日(土)午後2時よりホルトホール大分にて、大分・別府糖尿病を考える会と小野薬品工業株式会社の共催で、「第2回 大分・別府糖尿病考える会 市民公開講座」が開催されました。約50名の方の参加をいただき、半年前に開催した第1回と同様、当院の鎗水浩治医師(糖尿病内科部長)が開催責任者兼講師を務めました。

伊東康子先生(古国府クリニック副院長)

鎗水浩治医師(糖尿病内科部長)

会場の様子
今回お願いした講師は、2名とも「日本糖尿病学会専門医」資格と、その上位である「日本糖尿病学会研修指導医」資格を持つ、糖尿病治療のスペシャリストです。
はじめに伊東康子先生(古国府クリニック副院長)が「知っちょんかえ?糖尿病−健康寿命を延ばすために」をテーマに講演しました。一般の方にもわかりやすくかみ砕いた説明で、糖尿病の基礎知識や日本の糖尿病患者数が増えている現状、そして糖尿病患者が「健康寿命」を延ばすために必要な食生活習慣の見直し、血糖値や体重・血圧の管理等について、説明していただきました。
参加者の皆さんからは「本人の自覚が必要だとよくわかった」「話を聞いて一生の病気とわかった、末永く付き合います」「ユーモアを交えた説明で楽しかった」と好評でした。
次に当院の鎗水医師が「糖尿病のお薬ってみんな同じ?自分には何が合うの?」をテーマに講演を行いました。糖尿病の基本的な知識や、糖尿病は血管の病気であることを説明し、糖尿病治療薬の効果や副作用、用法等によりさまざまな種類があること、よって、主治医の指示に従って自分に合う薬を選ぶことが重要だと強調しました。また、大分県内には、専門的な知識と経験を持つ「日本糖尿病学会専門医」が40名以上いて、今日の講師の伊東先生や鎗水医師もその一人であること、テレビや雑誌の健康情報番組を鵜呑みにしないことが重要だとも話しました。
具体的な薬の種類を挙げて説明した部分については、少し難しいと感じた参加者もおられたようですが、「糖尿病専門医の受診が必要だと痛感した」「TVの健康番組で紹介されたものに、つい手を出してしまいがちなので、医師から注意してもらってよかった」等のご感想をいただきました。
また、全体を通して、「回数を増やしてほしい」「食事療法について聞きたい」「講演の資料がほしい」「簡単な運動を教えてほしい」等の要望もいただいています。
この公開市民講座は今後も継続的に行う予定ですので、こうした意見を次回以降に活かしていきたいと思います。糖尿病でお悩みの方、糖尿病をもっと理解したい方や興味をお持ちの方など、多くの方に参加していただければと思います。次回の開催内容が決定次第、当院ホームページなどでお知らせ致します。皆さまのご参加をお待ちしております。

(制作室)



2014年11月29日(土) No.875 (イベント・行事)

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