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平成26年度 看護部研究発表会を実施


9月13日(土)6階研修室において、「平成26年度看護部研究発表会」を実施しました。大分中村病院看護部では、看護研究の成果を看護部研究発表会や県内外で開催される学会で発表し、看護の質の向上につなげています。



はじめに外部研修会に参加した看護師からの研修報告として3題の発表が行われました。研修報告は研修で得た情報を看護部全体で共有し、看護技術の向上を図ることを目的に実施しています。メインの研究発表会では6題が発表され、座長を外来主任の河室看護師が務めました。各発表後には活発な質疑応答が行われました。

看護研究発表演題(発表者名)
・気管挿管チューブ固定方法に関する手技の標準化の効果〜看護師の意識とトラブル予防に焦点をあてて〜(東2病棟  豊永 藍子)
・病棟看護師の手術室見学前後の意義と術前オリエンテーション内容を分析し病棟看護師への手術室見学研修の効果を検討する(東3病棟  宇野 真奈美)
・N病院における経管栄養施行患者の口腔内環境の実態調査〜口腔内アセスメントシート・アンケート用紙を用いて〜(西4病棟  井上 洋平)
・看護師の与薬エラーに関わる要因分析(東4病棟  久原 祐美)
・N病院看護師の職務満足度に関する現状把握と分析(西3病棟  井澤 貴子)
・新人看護師の看護技術到達度からみる集合教育の改善点(HCU/ER  今山 光明)

看護研究の指導等を行ってきた教育師長の蘇看護師は、今回の研究発表について次のように話しています。
『今回の研究発表は、約2年前(平成24年12月)から大分県立看護科学大学より看護研究支援を頂き、お二人の先生方(平野准教授、石岡助教)の指導のもと、看護研究に携わってきました。先生方から看護研究の構想と設計、研究計画書の作成、調査票の作成および報告、また文献検索の方法などの研修から始まりました。それはまさにゼロからの出発でした。メンバー編成をテーマ別にしたため病棟横断的な構成になってしまい、集まって話ができるのは看護研究用に用意した研修時間(4時間/月)のみでした。テーマ決定、プロトコール作成、調査票の作成までに1年が経過していました。その後も調査、分析、原稿作成、プレゼンの作成についても先生方とメール交換を続けながら指導して頂きました。研究に携わった各自の意識も徐々に高くなり、自ら学習し知見を得た部分もあると思います。臨床の場に身を置きながらの看護研究で大変だったと思いますが、文章構成にしてもプレゼンにしても、以前に比べればだいぶ看護研究らしくなってきた感があります。今後も先生方の指導を受けながら、看護研究の基礎を構築し、臨床に活かせる研究を奨めて行きたいと思います。』

今回の発表で得たことを看護の現場で十分に発揮し、今後も患者さんに安心・安全の看護を提供し続けてほしいと願います。


(制作室)



2014年09月25日(木) No.850 (学術活動)

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