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第1回 大分・別府糖尿病を考える会
市民公開講座を開催


5月10日(土)午後2時よりホルトホール大分にて、大分・別府糖尿病を考える会と第一三共株式会社の共催で、「第1回 大分・別府糖尿病考える会 市民公開講座」が開催されました。当院の鎗水浩治医師(糖尿病内科部長)が開催責任者兼講師を務めました。

会場の様子

講師の溝部昌子先生

講師の阿部克成先生

講師の鎗水浩治医師
はじめに溝部昌子先生(医療法人恵愛会中村病院 栄養科科長)が「毎日の食事でできること」をテーマに講演しました。参加者の皆さんに『毎日の食事でできること』を一つでも持ち帰って頂きたいと、糖尿病食事療法の観点から、自分に合った食事量の計算方法や食事の工夫、食べ方の見直し方などについてお話されました。溝部先生は「糖尿病食は健康食です。毎日の食事を楽しみながらも腹八分目を心がけましょう。また、一つからで良いので出来ることから始め、ゆっくり自分のペースで良いので継続することが大切です。」と話しました。
次に阿部克成先生(三杏会仁医会病院 院長)が「糖尿病、治療するなら今でしょう」をテーマに講演しました。糖尿病はどんな病気なのか、糖尿病の何がいけないのか、血糖値が高いとどうして悪いのか、原因、診断方法、歴史、合併症など、糖尿病の基礎知識から最新の統計データまで幅広く知ることができる内容でした。
最後に当院の鎗水医師が「糖尿病の合併症って何?治るの?」をテーマに講演を行いました。今回の講演では、糖尿病の三大合併症に挙げられる神経障害・網膜症・腎症の症状や治療方法などを中心にお話がありました。鎗水医師は「糖尿病は血管の病気です。血管の病気なので合併症は体中のあらゆるところに出現します。また、糖尿病を発症した後は早い時期に血糖を改善させないといけません。悪い時期が長いと血糖改善の合併症予防効果が非常に薄くなります。」と話しました。
この市民公開講座は今後も継続的に行う予定で、次回は11月頃を予定しています。糖尿病でお悩みの方、糖尿病をもっと理解したい方や興味をお持ちの方など、多くの方に参加して頂ければと思います。詳しい開催内容が決定次第、当院ホームページなどでお知らせ致しますので、みなさまのご参加お待ちしております。


(制作室)


2014年05月20日(火) No.827 (イベント・行事)

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