脳神経外科ひとくちメモ 「脳卒中は夏に注意が必要です」 一般に脳卒中は冬に多いというイメージがありますが、脳卒中の大部分を占める脳梗塞の発症は、春に少なく、ちょうどこれからの時期(6〜8月)に増加することが明らかになっています。脳梗塞の原因である血栓は脱水状態になるとできやすくなるため、発汗などで体の水分が失われがちな夏に増加します。こまめな水分補給を心掛けましょう! すでに「しゃべりにくい」「めまいがひどい」「手足の力が入りにくく、しびれがひどい」といったような症状で悩んでる方は脳梗塞の疑いがあります。当院では脳梗塞急性期の血栓溶解療法(t-PA静注療法)を行っており、良好な結果を得られています。この治療は脳梗塞発症早期(4.5時間以内)に治療を開始することが必要です。脳梗塞を疑われる患者さんやご家族の方はできるだけ早く来院し、治療を受けるように心掛けましょう。 |
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