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日本超音波医学会第21回九州地方会学術集会 抄録


日本超音波医学会第21回九州地方会学術集会/大分県別府市/2011.10.2
表在・総合

高周波プローブによる超音波検査にて異物の検出が有用であった症例

1)超音波検査室 2)形成外科
○平子 洋子1)、亀渕 克彦2)、弓削 俊彦2)、石田 裕之2)、原田 恵美1)、那賀 恵美1)、武藤 智子1)、小山 竜太郎1)、前嶋 敦1)

【はじめに】今までの高周波(7〜14MHz)プローブによる表在疾患のオーダーのうち超音波検査にて異物が確認され摘出に至った、興味深い超音波画像10件と手術記録の対比を行い有用性を検討したので若干の知見を加え報告する。
【結語】異物の輪郭を検査者が的確に捉え臨床側にどう報告するかであるが、特に後方エコーレベルが減弱しているものや異物の入射角度により異物のサイズが正確に捉えられないので注意が必要である。また、静止画による報告なので、最低でも異物の長軸方向の写真と短軸方向の写真は記載すべきであろう。また、大事なのは後方エコーをどう読むかで、異物がどういう成分の物であるかが見当がつくと考える。医師の診断の補助となりえる写真やレポートが書けるように、今後も超音波症例と手術の対比を重ねながら、質的診断に心掛けてゆきたいと思う。
2011年10月13日(木) No.665 (学術活動::抄録)

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