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新人宿泊研修を実施しました


新人教育の一環として今年4月に入社した職員19名を対象に、第1班(5月20日〜21日)と第2班(5月27日〜28日)に分かれ宿泊研修を実施しました。研修では当院創設者でもある中村裕博士が1965年に創設した「社会福祉法人 太陽の家」の関連施設を見学しました。
ソニー・太陽株式会社を見学
説明を真剣に聞く新入職員たち
福祉ホームを見学
サンストアのレジを見学
夕食風景
バスで最初に向かったのは日出町にあるサン・コミュニティ大神。同じ敷地内に身体障害者療護施設やデイサービスセンター、福祉ホーム、ソニー・太陽株式会社などがあります。ここでは働く障がい者と日常生活で介護を必要とする重度の障がい者が交流を深めながら生活しています。
次に別府市亀川にある太陽の家別府本部を訪ね、福祉工場、授産施設、スーパーマーケット「サンストア」等を見学しました。
バスは太陽の家を後にして、湯布院にある当院の福利厚生施設「あせび山荘」に到着。まずは研修で見聞きした内容や感想をまとめ研修レポートとして提出してもらいました。その後全員で夕食の配膳を手伝い、新人同士交流を深めながらの楽しい夕食となりました。夕食後、新入職員たちは施設内にある温泉に入り、研修や慣れない現場での疲れを癒していました。また提出された研修レポートからは、施設見学で得たことを今後の業務に活かそうとする積極的な姿勢を感じることが出来ました。


■研修レポートより〜施設見学の感想など〜

◆研修医 坂本智則
障がいを持つ方々の雇用施設を実際に自分の目で見ることが出来て良かったです。無駄な会話が一切ない職場では粛々と作業が進められていて、良い品を作るという気概のようなものが伝わってきました。企業と働く人がお互いに歩み寄り、残っている能力を最大限に引き出すという考えは、本当にすばらしいものだと感じたと同時にはっとさせられました。働くということ、プロフェッショナルになるということをもう一度素直に見つめ直すことが出来ました。

◆リハビリテーション部 阿部美香
「保護より機会を」という言葉に共感しました。より多くの機会を得られるように、リハビリの質や個々に合った能力を高められるよう努めていきたいと思います。障がいを持っている方やそうではない方の境界線を低くしていく環境作りが大切なのだと勉強になりました。今後は能力を活かせる工夫を一つでも多く提案出来るようにアイディアを増やしたいと思います。

◆医療支援部 益田景弘
今回、障がいを持った人たちが仕事をしながら充実した生活をしているのを見て、社会的存在意義の大きな施設だと感じました。全国的にこのような施設が増え、より福祉の充実した社会になってほしいと思いました。今後は聴覚障がい者が来院されても正しくコミュニケーションをとれるよう、手話の勉強等もしていきたいと思います。

第1班集合写真


第2班集合写真


(制作室)


2011年06月09日(木) No.645 (事業報告)

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