大分中村病院トピックス

より手厚い看護が可能に
「看護基準７対１」を取得しました

大分中村病院は平成22年8月1日に「看護基準７対１」を取得しました。

看護基準７対１とは、入院している患者さん７人に対して１人以上の看護師が常時配置されているという意味です。今まで以上に手厚い看護、安全で質の高い看護、専門的な看護を提供できるようになりました。７対１は、現在規定されている看護基準の中では最高ランクとなっています。
７対１取得について看護部長の山田みゆきは次のようにコメントしています。

看護部長　山田みゆき

「昨年末に行った看護職員の業務量調査では、食事・排せつの介助や診察・処置の介助などの直接看護ができているかという問いに対して、約半数ができていないと回答し、看護記録・計画、カンファレンスやＰＣの入出力といった間接看護に時間をとられていることが分かりました。今回７対１を取得したことで、患者サイドに行って話を聞くなど、直接看護の割合が増えることが明確化し、看護の質の向上につながってくると考えます。また看護部の理念である【地域の信頼と患者様の満足のために最良の看護を実践する】に一歩近づいたと言えるでしょう。今後はさらに看護教育の充実を図りたいと思います。」

７対１の取得は通過点にすぎません。これを機にさらなる看護環境の改善に取り組み、安心・安全で質の高い看護の提供に努めます。

（制作室）

2010年08月12日（木） No.593 (診療体制)

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