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大分中村病院の最新の情報や話題をいち早くお伝えするページです。第８回がん化学療法・緩和ケア勉強会 開催
第８回がん化学療法・緩和ケア勉強会を開催しました。
 | 大分大学医学部准教授 野口 剛先生 |
 | ノバルティスファーマ株式会社 加藤 賢一氏 |
 | 勉強会の様子 |
まず始めに、ノバルティスファーマ株式会社の加藤氏より、資料提供・説明として消化管閉塞に関する薬物療法ガイドラインや、サンドスタチンの作用機序、終末期患者に対する輸液のガイドラインや日本緩和医療学会が実施している「PEACE プロジェクト」等について紹介がありました。
その後行われた野口先生による特別講演では、緩和医療の歴史から、野口先生が所属する大分大学医学部附属病院で行われている緩和ケア支援チーム発足の経緯や主な活動内容、大分県におけるがん診療連携拠点病院の整備状況、大分県におけるがん医療の状況などについて発表がありました。発表の中で野口先生は「まだまだ日本では緩和ケアやホスピスという言葉が浸透しておらず、患者やその家族からの拒絶があり、ここが問題だと思う。大分中村病院は緩和ケアをきちんとやってくれる病院として認識されつつあるので、これからもがんばってほしい。」と話し、当院の緩和ケア活動についても評価していただきました。
大分中村病院はこれからもがん化学療法・緩和ケア勉強会を継続し、がんで苦しむ患者さんを支えることが出来る病院を目指します。
（制作室）
2010年04月28日（水）
No.583
(勉強会・セミナー等::職員講習会)
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