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第26回大分県病院学会 抄録


第26回大分県病院学会/大分県別府市/2008.11.24

ポスターセッション祁押 畋1座】患者満足度
術前訪問の必要性を検討して

看護部手術室
○寺山和彦、江田由梨、佐藤佳菜、安藤敏博 他スタッフ一同

【はじめに】
手術室では、患者の術前の状態を把握する目的及び、患者の心理状態や不安の緩和に努めるために、術前訪問を行っている。
平成19年からは、手術室の環境をより理解していただくために、入室から麻酔までのDVDを作成し、クリティカルパスと共に活用を始めた。
しかし、DVDの活用で患者が、手術や麻酔に関することなどをどの程度理解出来ているのか不安緩和につながっているのか、裏付けやその効果を知るべくアンケートを実施し患者にあった、より理解しやすい術前訪問を目指した調査結果をまとめたのでここに報告する。
【対象】
定期全身麻酔・腰椎麻酔にて手術を行った患者 計58名
(緊急手術は除く)
【研究期間及び方法】
1、期間 平成20年3月7日から平成20年5月9日
2、方法 術前訪問時にアンケート調査
【結果・考察】
手術室において、患者が安心して身体をゆだねられる為には、看護師との絶対的な信頼関係が求められる。術前訪問の目的の1つは、手術に対する患者の不安を軽減するため、明確な説明をし、安全、安楽、安心のニードに応えることにある。今回、全身麻酔、腰椎麻酔患者を対象(緊急手術は除く)にDVD及び補足としてクリティカルパスを用いた術前訪問を行った。
術後アンケート調査の結果、「不安が少し軽くなった」「手術前に部屋の様子や麻酔のことが良く理解できた」という意見が聞かれた。DVDによる術前訪問は不明な点や不安な点を解決し、安心のニードを充足することにより、患者自身の問題解決の段階へ発展していくと考えられる。このことからDVDによる術前訪問は不安緩和や手術室の環境を理解して頂くことにつながると認識する事が出来た。
しかし、少数の回答として「DVDを視聴した事で逆に不安になった」という意見や視聴自体を拒否する患者もいた。手術体験はどんな人にとっても非日常的体験である。その為、医療者は患者の手術に対する不安の要因を知り、不安を少しでも緩和し安全を保障する必要があると考える。その中で、不安の強い患者や術前訪問を行えなかった患者に対してはスタッフ間で情報を共有し、手術室内の環境づくりや術中の表情の観察、頻回な声掛けを行うことが、不安の緩和や信頼関係の成立に繋がり、安心と安全を提供することが出来ると考える。
【まとめ】
今回の研究をふまえて、周手術期看護の必要性を考えさせられた。まとめとして
。庁孱弔砲茲觸兪伊問は不安の緩和につながった。
安心して手術を受けられる為には看護師と患者の信頼関係が必要である。
DVDの拒否や不安の強い患者にはスタッフ間での情報の共有や観察、声掛けを行うことが必要である。
2008年12月03日(水) No.529 (学術活動::抄録)

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