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大分中村病院の最新の情報や話題をいち早くお伝えするページです。社会医療法人を目指します／理事長・院長 中村太郎
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さて、昨年8月の理事長就任時に公約したように、大分中村病院は社会医療法人を目指しています。
社会医療法人とは、赤字が続き、経営が困難になった、自治体・公立病院などに代わって、民間医療法人に「公的な医療」4分野を担ってもらおうという制度で、本年度より申請受付及び都道府県による審査が始まっています。
公的な医療4分野とは�ゝ澣洌緡邸´∈匈屋緡邸´�周産期医療 �な斑楼緡鼎任后�このうち�∈匈屋緡鼎聾�立病院しか許認可されない現実があり、��の周産期医療はNICU（新生児集中治療室）など、より大規模な病院にしか不可能です。したがって当院は�，竜澣洌緡鼎諒�野で社会医療法人認可を目指しますが、夜間及び休日の救急搬送受け入れが過去3年連続して年間750台以上という高いハードルがあります。しかし当院は現在まで要件を越える救急搬送受け入れの実績があります。また僻地医療支援も2年前より当院は大分県の僻地医療支援病院となっており、今後はさらに実績を向上させていきたいと考えています。
「公的な医療」の4分野のうち1分野の実績とともに、社会医療法人認可には「経営の透明性」に関する厳しい審査があります。しかし昨年の理事長就任時に「理事に占める親族は１/3以下」とし、今夏をもって、病院が利用する土地と建物は全て病院名義に移行するなど「経営の透明化」の要件はほぼクリアすることができました。
今後は救急・急性期医療により力を入れるとともに、ISO9001認定など内部のいっそうの充実を図り、経営を安定向上させ（もともと赤字の続く自治体・公立病院に代わって公的な医療を行うための社会医療法人ですので）、医療設備を整え、2011年の社会医療法人移行を視野においています。
北京オリンピックが終わり、これからパラリンピックが始まります。当院からは河野早苗看護師が医療チームに参加しています。また2年前に当院に救急搬送され、リハビリテーションを行った中西麻耶さんが、選手としてスプリント競技に出場します。がんばってください。
今月も、まじめに、ひたむきに、誠実に医療に従事していきます。9月もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2008年9月1日 理事長・院長 中村 太郎
2008年09月01日（月）
No.511
(院長コラム)
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