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大分中村病院の最新の情報や話題をいち早くお伝えするページです。へき地医療拠点病院に指定
当院は、平成20年２月４日付けで大分県知事より「へき地医療拠点病院」の指定を受けました。県内では現在10病院が指定されており、11番目での指定となります。
へき地・離島における医療の確保は、無医地区の減少等を目的とし、昭和31年から施策を講じており、その一環として平成13年度から開始したへき地保健医療計画に於いて、「へき地医療拠点病院」の設置が決定されへき地・離島における医療の充実が図られてきました。
へき地医療拠点病院とは、無医地区（※1）及び無医地区に準じる地区（※2）を対象として、へき地医療支援機構（※3）の指導・調整の下に、巡回診療、へき地診療所等への代診医派遣などの医療活動を継続的に実施できると認められた病院のことです。
今後当院は、へき地医療充実のため、へき地医療支援機構の指導または調整により以下の事を行います。
●無医地区またはそれに準じる地区への巡回診療の実施。
●ヘき地診療所等への医師及び看護婦等の派遣（へき地診療所医師等不在時に代替医師等の派遣を含む）、及び各種診療支援の実施
●へき地の医療従事者に対する研修及び施設の提供
その他、へき地医療支援機構及び県が行うへき地医療に関する事について継続的な協力を行う事となります。
現在、大分県内のへき地診療所は県北、県南、県西部に18ヵ所あり、今後それらの診療所へ当院の医師及び看護師が派遣されることとなります。
「へき地医療拠点病院」には県内地域医療の中核となっている病院が指定を受けており、当院がその中に加わる事で、へき地医療従事者の確保の一助となるとともに、地域医療の一員となって住民の皆さまの視点に立った医療が提供できるよう今後とも努力して参ります。
※1 無医地区
原則として医療機関のない地域で、当該地区の中心的な場所を起点としておおむね半径４ｋｍの区域内に５０人以上が居住している地区であって、かつ容易に医療機関を利用することができない地区
※２ 無医地区に準じる地区
無医地区ではないが、これに準じて医療の確保が必要と都道府県知事が判断し、厚生労働大臣に協議し適当と認めた地区。（へき地医療対策実施要綱【平成１３年５月１６日医政発第５２９号厚生労働省医政局長通知】から抜粋）
※３ 大分県へき地医療支援機構
大分県のへき地医療の検討を行う「策定会議」の開催、へき地医療拠点病院による無医地区等への巡回診療、へき地診療所への代診派遣（診療所医師が不在の場合に代わりの医師を派遣）調整を行っています。その他、へき地医療に関する研修会の開催。へき地の調査の実施を行う大分県の機関。（大分県のホームページより抜粋）
（総務課広報担当）
2008年02月12日（火）
No.491
(診療体制)
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