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第25回大分救急医学会・学術集会 大分救急医学セミナー 抄録


第25回大分救急医学会・学術集会 大分救急医学セミナー/大分県大分市/2007.11.11


ERにおける初療対応を振り返って〜四肢切断2症例〜

大分中村病院 ER1)、整形外科2)
衛藤まさ美1)、松隈江理子1)、今村真由美1)、竜田 啓1)
岩坂淳子1)、中村太郎2)

 【はじめに】当院の年間救急車台数は昨年度1627台、そのうち約半数が外傷で占める。外傷には様々な重症度があるが、経過観察のみで対処できるものは少なく、応急処置やその後の治療が必要となる。その中でも四肢外傷症例は当院でも多く、小さな皮膚切開から開放骨折を伴うものなど様々である。
 今回、私達は重症度の高い四肢切断患者の疼痛に対して振り返り精神的アセスメントの重要性を学んだ2症例を報告する。
 【症例】症例1、21歳女性。トラックの荷台より右下腿に鉄骨が落下し受傷後、救急搬送される。右下腿骨幹部から足関節にかけて広範囲な挫滅創を認め、末梢の血行を認めず、血管の再建は困難と考えられ右下腿切断術となった。症例2、52歳男性。会社で作業中製麺機に右腕から肩にかけ巻き込まれ受傷し救急搬送される。右上腕部分で骨・筋肉・神経・血管が損傷されており、血行の再建および上腕の温存化は困難と考えられ右上腕切断術となった。
 【考察】症例1では、同時刻に高度外傷患者が搬送され同時進行で処置が行われた。また、本人からの自発的な言葉が少なかった為、治療・処置にとらわれ、アセスメントが十分出来ず鎮痛剤投与までに時間を要した。症例2では、来院時より本人から訴えが聞かれ本人の不安をアセスメントすることが出来、鎮痛剤投与が早期に行われた。重症外傷においては、治療や処置の介助が優先されることは、当然であるが疼痛の緩和、精神的ケアが必要であることを学んだ。
 【まとめ】2症例を通し精神的看護について振り返りアセスメントの重要性が必要であることを学んだ。
2007年11月16日(金) No.472 (学術活動::抄録)

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