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第26回大分国際車いすマラソン大会への医療サポート


 10月29日(日)、大分市民の秋の風物詩のひとつとなっている「大分国際車いすマラソン大会」が開催されました。当院から医療支援者として、藤尾素子看護師(東3階病棟)、工藤理恵看護師(西4階病棟)の2名が参加しました。
 この大会は今年で26回目を迎え、18ヶ国から10〜80代の327名がエントリー。心地よい秋風の中、大分県庁前を11:00にフルマラソンが、11:03にハーフマラソンがスタートしました。大分のコースはアップダウンが激しく、トップ選手になると平均時速30km超、下り坂では、最高時速50mを超え、レース中の駆け引きなどスピード感溢れます。その為、選手は、常に接触や転倒などのリスクと背中合わせです。
 医療班は沿道の華やかな声援を聞きながらも、常に選手の身を案じて、レースに集中できる体制を整えています。そして、ゴール地点の大分市市営陸上競技場では、レースを終えた選手を温かく迎え入れ、疲れを癒す場を提供しています。
 大会後、工藤看護師は「初めて、車いすマラソンを目の当たりにして、興奮と感動で身体が震えました。また、排尿コントロール・体温調整など、選手の持つ障害特性に対しての体調管理の重要性を実感しました」と、スポーツ場面における障がい者との関わりについて触れたことで、看護について違った視点を持つ機会になったようです。
 今年の大会は、日本新記録が続出する白熱したレースとなり、フルマラソンのT53/54男子では、3連覇をねらうエレンスト・ヴァン・ダイク(南アフリカ)を抑え、大分県の笹原廣喜選手(オムロン太陽株式会社)が、大会史上初となる、日本人優勝を成し遂げました。
 スポーツは、人々にたくさんの感動を与えてくれます。しかし、その陰には身体を酷使する為の危険性と隣り合わせです。私たち大分中村病院は、これからもスポーツをする人たちを支え、いつまでもスポーツを楽しんでいけるようにサポートしていきたいと考えております。

◆大会結果◆
大分国際車いすマラソン大会ホームページ

(広報情報課)
2006年11月04日(土) No.378 (障害者スポーツ)

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