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大分中村病院社会貢献活動
『第16回日本障害者スポーツ学会』を開催


 第16回日本障害者スポーツ学会が10月28日(土)、大分市の大分県労働福祉会館ソレイユで開催され、当院の中村太郎院長が本学会の会長を努めました。
 この企画は事務局を当院の関連団体である「社会福祉法人 太陽の家」におき、当院からは広報情報課社会貢献室(NPO法人 LESPO International)が中心になり、協働で運用・調整を進めてきました。
 学会当日は医師、コ・メディカル、教育関係者、スポーツ指導員、学生(専門学校、大学)など幅広い参加のもと、午前中から午後にかけて18の演題で活動報告や研究発表が行われた後、14時からは特別講演とパネルディスカッションが行われました。

 特別講演は、『サッカーからの贈り物』と題して、事故で車いす生活となりながらスペインに指導者留学しJリーグS級コーチ資格を取得、Jリーグ初の車いす監督を目指す羽中田 昌氏(スポーツエッセイスト)が、障害者スポーツばかりでなく、サッカーの指導者としての活動やサッカーから学んだこと、スペインでの経験やその生き方について熱く語りました。
 パネルディスカッションは、『地域における障害者サッカー』と題して、横浜から横浜Fマリノスの知的障がい者チーム「フトゥーロ」の小林慎二監督と小山良隆ヘッドコーチ、大分からは知的障がい者サッカー教室を主宰する「サッカーで楽しい時間をすごそう」の松尾卓也氏(大分県サッカー協会)、肢体不自由者サッカー全日本監督の今吉 豊氏(太陽の家)、大分FCトリニータの溝畑 宏社長が参加。Jリーグと障害者スポーツを協働で進めている先進地域・横浜の事例を下に、2008年に全国障害者スポーツ大会の開催県の実情と展望、今後の障害者スポーツあり方についてディスカッションを行いました。
 大分は、障害者スポーツの発祥の地です。故・中村 裕氏の情熱、行動力、強い意志により、日本の障害者スポーツの礎が築かれました。そして、その意志は現在へ引き継がれ、「共に笑い、共に喜び、そして感動」を心に、大分から新たなスポーツ文化を発信しようとしています。
 私たち大分中村病院は、医療における社会貢献をベースに、スポーツという媒介のもと、地域の方々が豊かに生活していける同伴者として、心の豊かさを実感できるようにサポートしていきたいと考えております。
 これからも皆様のご尽力のもと、一歩一歩着実に歩んでいきます。ご協力よろしくお願い致します。

(広報情報課)
2006年11月02日(木) No.375 (社会貢献活動)

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