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大分中村病院学術活動
中村院長がパラリンピック委員会研修会にて講義


 日本パラリンピック委員会主催の「平成18年度 選手強化についての合同研修会」(10月7日〜8日)が、グローバープラザ(福岡県春日市)で開催。当院の中村太郎院長が講師として招かれ、「アンチ・ドーピング活動の推進」について講義を行いました。
 この合同研修会は、日本パラリンピック委員会に加盟する競技団体の選手、コーチ及び関係者を対象として、トリノ冬季パラリンピックやデフリンピックへの取り組み、栄養と休養の指導やメンタルトレーニングの指導、アンチ・ドーピング活動の推進など、グローバル大会を代表とする競技会において、よりよい成績を上げるための強化に必要な研修内容となっています。
 中村院長の講義内容は、スポーツのパフォーマンスを高めるための薬物投与・依存における社会的な問題から始まり、障がい者の競技スポーツにおける薬物の使用状況や、それに対するスクリーニングの難しさなどを、アテネパラリンピックや大分国際車いすマラソン大会の臨床経験を踏まえながら、簡潔に表現されていました。
 オリンピック、ワールドカップをはじめ、多くのアスリートが人間の可能性を薬物という手段によって得ようとしています。この傾向は、障害者スポーツの世界においても、パラリンピックをはじめ、国内外の大きな大会においても見られるようになりました。
 今回、中村太郎院長の講義が、より高いパフォーマンスのための薬物使用を抑制し、「スポーツのあり方」を再考する機会となることを願っております。
(広報情報課)
2006年10月16日(月) No.365 (学術活動::講演・講義)

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