大分中村病院トピックス

第14回大分中村病院職員講習会の開催
『今、なぜ院内感染対策が必要か？』

　大正富山医薬品株式会社の四辻　章氏（ＩＣＤ*）をお招きし、『今、なぜ院内感染対策が必要か？』と題して、感染症の発生機序、「病院感染予防マニュアル」や「ＣＤＣの取り組み例」など用いての標準予防策、抗菌薬耐性防止についてお話して頂きました。
　講習会には、看護部門をはじめ、栄養課、薬剤部、医療事務課などから42名のスタッフが参加・聴講し、院内感染の怖さやその対策の必要性について、再確認する良い機会になりました。
　病院は、"抵抗力が低下している人（患者さま）"と"外部とのつながりの強い人（面会者、医療スタッフなど）"が触れ合う機会が多いこと。また、人が密集し易く限られた空間であることから、細菌などに感染し易い環境です。そして、私たちスタッフ1人ひとりが感染源になる可能性があります。
　そのことを肝に銘じて、これからもより一層、職員が一丸となり患者さまが安心して利用できる環境づくりを、心掛けていくように努めて参ります。

＊用語説明
ＩＣＤ：インフェクションコントロールドクター（Infection control doctor）の略で、感染症を専門に取り扱う医療従事者のこと。

（広報情報課）

2006年07月20日（木） No.52 (勉強会・セミナー等::職員講習会)

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