大分中村病院トピックス

地域完結型医療の目指して
第1回大分県障害者スポーツ大会報告

　5月27日（土）、28日（日）の両日に、第1回大分県障害者スポーツ大会が開催されました。大会は2日間に渡り、陸上競技、水泳、卓球、フライングディスク、アーチェリーなどが行われ、大分県の18地区、1,044名のスポーツ愛好家が参加しました。
　本大会は昨年まで『大分県障害者体育大会』として45年の歴史を持ち、今年から身体障害者、知的障害者、精神障害者が一緒にスポーツに参加する機会の提供を目的に、『大分県障害者スポーツ大会』と名称が変更になった記念すべき第1回大会となりました。

　当院からは5名の外来患者さまが参加を予定していましたが、事前に体調を崩すなどの理由により、1名のみ卓球に参加しました。参加されたT氏は、受傷後から現在に至るまで、当院でのサービスを受け、作業療法訓練の一環として、卓球と出会いました。現在も当院での活動を継続しながら、県内で開催される卓球大会に参加をしています。結果は障害区分(肢体不自由者Ⅲ　14)の2部（40以上の部）で2位という成績でした。
　中村太郎院長は、「静かに、健やかに、遠くまで」を理念に、医療と福祉の連携を目指した「地域内完結型医療システム」や、大分FCと共同した「障害者スポーツの振興」など、地域の方々が、医療をベースに安心して、日々の生活を送れるような環境作りを目指しています。
　今後、私たち一人ひとりが当院の理念である「医療における社会貢献」を心に、患者様を中心とした高い医療サービスを提供できるよう努力を重ねていきたいと考えております。

（広報情報課）

2006年05月31日（水） No.347 (リハビリテーションスポーツ)

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