RETUNE
大分中村病院の最新の情報や話題をいち早くお伝えするページです。平成17年度最後の月、３月を迎えました
３月９日、別府市に本部のある社会福祉法人「太陽の家」理事長に就任いたしました。
就任にあたって、多くのマスコミの取材を受けました。彼らは「創始者である父の遺志をついで」といったコメントを期待していたようですが、私には全く、そういった気持ちはありません。
 | 太陽の家で行われた 平成18年度第3回理事会の様子 |
 | 太陽の家歴史資料館を 案内する中村院長 |
現在の私の仕事は、大分中村病院院長（急性期病院）、太陽の家理事長（障害を持った方々の社会復帰、そしてパラリンピックや大分国際車いすマラソンなどの障害者スポーツ（障害を持った方々のＱＯＬ）という、医療の中で全く異なったステージの３本柱ですが、これら３つの全て、父が夢を持って創設したものです。長男である私はたんたんと、その事業を継続し、発展させる任にあたっているという感覚です。
だからといって、引き受けた以上は、創設者であり父でもある「中村裕」の不撓不屈のチャレンジ精神のＤＮＡは尊重し、大切に引き継ぎながらも、私自身の感性で、新しい「太陽の家」の創造に、スピードと集中力を格段に高め、決意を持って、取り組んでいきます。
救急・急性期病院である大分中村病院と障害を持った方々が働く場である太陽の家、さらに、診療所、介護施設、リハビリテーション病院など密接にネットワークを築き、大分に「地域完結型医療システム」を構築したいと思います。
春はもうすぐ。今月もどうぞよろしくお願いもうしあげます。
（院長 中村太郎）
2006年03月10日（金）
No.320
(院長コラム)
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