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今年も残すところ3カ月。10月を迎えました。


 阪神タイガースが優勝し、ファンの歓喜する姿が映像に映し出されました。また、大分中村病院がチームスポンサーをしている大分トリニータが、まさかの浦和レッズに勝ったのを期に連勝を続け、そのことが友人との話題になっています。
 阪神タイガースも大分トリニータも株式会社であり、利益追求を目的とする組織です。もちろん国公立でも第三セクターでも、ありません。でも、多くの人に愛され、支持を得ており、その勝敗に一喜一憂します。
 私たち大分中村病院は、活動の理念を「医療による社会貢献」と定め、「大分の人々に愛され信頼される病院」を目指しています。分野は全く違いますが、地域の人々に愛されるという意味で、いわば関西における「阪神タイガース」のような存在を目標としています。
 病院の経営者の中には「○○のメイヨークリニックを目指す」という方がよくいらっしゃいます。(メイヨークリニックは米国北西部の一地方都市、ロチェスターにあり100年ほど前にウィリアム・W・メイヨーとその二人の息子により創始され、現在では米国有数の病院として知られ、世界中からその質の高い医療を求めて患者さんが集まるといわれています)。おそらくその意図は、地方にあっても国際的に評価される病院を目指すという意志だと想像します。
 私の考えは、少し異なっていて、「地域密着」です。他県や東京、あるいは海外から患者さんが治療を求めてくる病院ではなく、大分の人々、大分の医療機関、大分の福祉施設の方々に愛され、信頼される病院を作りたいと思います。その目標実現のためには大分中村病院という急性期病院のみでは不可能です。診療所の先生方、障害をもった方々のための福祉施設、介護や高齢者の方々のための施設、高度先進医療を行う大分大学医学部などと、密接なネットワークを築き、「地域完結型の医療システム」を目指していきたいと考えています。(もちろん急性期病院として、東京やニューヨークやロンドンと同じレベルのグローバルスタンダードな医療を提供することを目標とするのはいうまでもありません)

 10月30日には第25回大分国際車いすマラソン大会が開催されます。多くのアスリートと再会できるのを楽しみにしています。

 今月もどうぞよろしくお願い申し上げます。

(院長 中村太郎)
2005年10月04日(火) No.11 (院長コラム)

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