大分中村病院トピックス

２００４年大分中村病院１０大ニュース

今年の締めくくりとして、当院が今年取り組んだ事を１０大ニュースとしてご紹介致します。

	ナースキャップ廃止（１月）と女子職員ユニフォーム一新（9月）「衛生管理の重視」と「感染対策の強化」などにより、ナースキャップを着用しない方が患者さま及び看護師に有意義であるという考え方が定着してきたため、当院でも検討を重ね、２００４年１月よりナースキャップ廃止を実施。また、女子事務職員ユニホームも９月に新しくなるなど、院内のイメージ改革を強力に推進中。


	「大分中村病院学術会誌」刊行（２月）大分中村病院全スタッフ相互の学術活動の目標や成果発表の場として「大分中村病院学術会誌」を刊行。小さな学術会誌としてのスタートだが、大分中村病院にとって大きな第一歩となった。学術会誌は年１回発刊を予定しており、2005年２月には2004年版が刊行予定。

	大分中村病院の理念・基本方針・ロゴマークが決定（４月）４月１日院内全体朝礼において、中村院長より２１世紀を見据えた理念「医療による社会貢献」と４つの基本方針及びロゴマークが職員に発表された。

	病院内外のデザイン・環境整備で、㈱ビジョンヘルスケアズ(京都市)と契約（5月）院内イメージ改革として病院内外のデザイン・環境面などの全面委託で、㈱ビジョンヘルスケアズ(石田章一代表取締役、京都市)と契約。４月に決定した理念・ロゴマークもさらに良い方向にまとめられた。

10月22日に行われた「ＡＣＬＳ講習会大分ＮＡＫＡＭＵＲＡコース」の様子	地域救急医療の中核病院として再構築（６月）「良質な救急・急性期医療」の充実を最大目標として「救急部」を新設。立花救急部長（副院長・外科部長）、安江救急部副部長（外科）・瀧本救急部副部長（脳神経外科）が中心となり救急医療の確立を目指している。また、ＡＥＤ（自動体外式除細動器）「ライフパック５００」を院内主要部署にそれぞれ１台ずつ計８台設置し、「ＡＣＬＳ（二次救命処置）大分ＮＡＫＡＭＵＲＡコース」も本年２回実施して、救命救急処置の向上にも力を入れている。院外的には、地域の救命率を上げるために「県南メデイカルコントロール（ＭＣ）」にも参画している。

	厚生労働大臣より「臨床研修病院」の指定を受ける（６月）３月３１日付で、当院は医師の「臨床研修病院」に厚生労働大臣より指定を受けた。新たに定められた臨床研修制度は、医師が医師としての資質の向上を図ることを目的としたもので、指定を受けた当院はこの制度の一翼を担うことになる。2005年5月には、第一号の臨床研修医の受け入れが決まっている。

11月24、25日に倉敷市内で開催された第15回ＶＨＪ研究会職員交流研修会の様子	ＶＨＪ研究会に入会が決定（７月）ＶＨＪ(Voluntary Hospitals of Japanの略)研究会とは、ＮＰＯ法人ＶＨＪ機構を母体として、地域医療の中核を担っている民間病院が、医療の質の向上や病院経営基盤の安定のために、自主的な研究活動を行うことを目的とした任意団体。期待される医療の"かたち"を描き実現することを理念とし、高い質の医療の追求、教育機能の充実、健全な経営の確保を目的に活動をしている。当院も他の参加病院と共に期待される医療の実現を目指していく。９月には中村太郎院長がＶＨＪ研究会理事に就任。11月には倉敷中央病院での年次交流会に当院より７名が参加した。

故中村裕博士を偲ぶ会の様子レスポシンポジウム2004 Sport for Everyone～ユニバーサルなスポーツ文化を目指して～の様子	「中村裕博士没後二十年記念会」開催（７月）当院創設者の故中村裕は、大分県身体障害者体育大会の開催、東京パラリンピック誘致、社会福祉法人太陽の家創設、フェスピック開催、大分国際車いすマラソン大会提唱など、日本の障害者福祉の歴史に大きな足跡を残した。７月11日、その功績を称え、故人を偲ぶ「中村裕博士没後二十年記念会」が大分市内のホテルで開催された。また、関連事業として７月10日にNPO法人レスポインターナショナル主催で「Sport for Everyone～ユニバーサルなスポーツ文化を目指して～」と題したシンポジウムが開催され、Ｊリーグチェアマン鈴木昌氏が基調講演を行った。

廣道純選手（左）と一緒に（右）中村太郎院長（中央）山田みゆき看護師	アテネパラリンピックに医療班として参加するなど障害者スポーツを支援（９月）中村太郎院長がシドニーパラリンピックに引き続き日本選手団のチームドクターとして参加し、医療班として当院西３階病棟の山田みゆき、明野中央病院の後藤伯子両看護師も派遣した。また、本年の第24回大分国際車いすマラソン大会に当院から医療支援として10名の医療スタッフを派遣するなど障害者スポーツを支援している。

	更なる救急医療の充実を図るため、救急医療棟の増改築工事開始（１１月）更なる救急医療の充実を図るため、24時間救急診療体制を備える「ＥＲ室（救命処置室）」と多発性外傷や広範囲熱傷などの重篤な患者さまの即時受け入れが可能な「集中治療室（ＩＣＵ）」の救急医療棟の増改築工事を開始した。増改築後には、臨床研修施設としての研修医受入れ、新たな診療科の新設など総合医局の整備も併せて行う予定。

（広報情報課）

2004年12月27日（月） No.216 (未分類)

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社会医療法人恵愛会大分中村病院

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http://nakamura-hosp.or.jp/

	ナースキャップ廃止（１月）と女子職員ユニフォーム一新（9月）「衛生管理の重視」と「感染対策の強化」などにより、ナースキャップを着用しない方が患者さま及び看護師に有意義であるという考え方が定着してきたため、当院でも検討を重ね、２００４年１月よりナースキャップ廃止を実施。また、女子事務職員ユニホームも９月に新しくなるなど、院内のイメージ改革を強力に推進中。


	「大分中村病院学術会誌」刊行（２月）大分中村病院全スタッフ相互の学術活動の目標や成果発表の場として「大分中村病院学術会誌」を刊行。小さな学術会誌としてのスタートだが、大分中村病院にとって大きな第一歩となった。学術会誌は年１回発刊を予定しており、2005年２月には2004年版が刊行予定。

	大分中村病院の理念・基本方針・ロゴマークが決定（４月）４月１日院内全体朝礼において、中村院長より２１世紀を見据えた理念「医療による社会貢献」と４つの基本方針及びロゴマークが職員に発表された。

	病院内外のデザイン・環境整備で、㈱ビジョンヘルスケアズ(京都市)と契約（5月）院内イメージ改革として病院内外のデザイン・環境面などの全面委託で、㈱ビジョンヘルスケアズ(石田章一代表取締役、京都市)と契約。４月に決定した理念・ロゴマークもさらに良い方向にまとめられた。

10月22日に行われた「ＡＣＬＳ講習会大分ＮＡＫＡＭＵＲＡコース」の様子	地域救急医療の中核病院として再構築（６月）「良質な救急・急性期医療」の充実を最大目標として「救急部」を新設。立花救急部長（副院長・外科部長）、安江救急部副部長（外科）・瀧本救急部副部長（脳神経外科）が中心となり救急医療の確立を目指している。また、ＡＥＤ（自動体外式除細動器）「ライフパック５００」を院内主要部署にそれぞれ１台ずつ計８台設置し、「ＡＣＬＳ（二次救命処置）大分ＮＡＫＡＭＵＲＡコース」も本年２回実施して、救命救急処置の向上にも力を入れている。院外的には、地域の救命率を上げるために「県南メデイカルコントロール（ＭＣ）」にも参画している。

	厚生労働大臣より「臨床研修病院」の指定を受ける（６月）３月３１日付で、当院は医師の「臨床研修病院」に厚生労働大臣より指定を受けた。新たに定められた臨床研修制度は、医師が医師としての資質の向上を図ることを目的としたもので、指定を受けた当院はこの制度の一翼を担うことになる。2005年5月には、第一号の臨床研修医の受け入れが決まっている。

11月24、25日に倉敷市内で開催された第15回ＶＨＪ研究会職員交流研修会の様子	ＶＨＪ研究会に入会が決定（７月）ＶＨＪ(Voluntary Hospitals of Japanの略)研究会とは、ＮＰＯ法人ＶＨＪ機構を母体として、地域医療の中核を担っている民間病院が、医療の質の向上や病院経営基盤の安定のために、自主的な研究活動を行うことを目的とした任意団体。期待される医療の"かたち"を描き実現することを理念とし、高い質の医療の追求、教育機能の充実、健全な経営の確保を目的に活動をしている。当院も他の参加病院と共に期待される医療の実現を目指していく。９月には中村太郎院長がＶＨＪ研究会理事に就任。11月には倉敷中央病院での年次交流会に当院より７名が参加した。

故中村裕博士を偲ぶ会の様子レスポシンポジウム2004 Sport for Everyone～ユニバーサルなスポーツ文化を目指して～の様子	「中村裕博士没後二十年記念会」開催（７月）当院創設者の故中村裕は、大分県身体障害者体育大会の開催、東京パラリンピック誘致、社会福祉法人太陽の家創設、フェスピック開催、大分国際車いすマラソン大会提唱など、日本の障害者福祉の歴史に大きな足跡を残した。７月11日、その功績を称え、故人を偲ぶ「中村裕博士没後二十年記念会」が大分市内のホテルで開催された。また、関連事業として７月10日にNPO法人レスポインターナショナル主催で「Sport for Everyone～ユニバーサルなスポーツ文化を目指して～」と題したシンポジウムが開催され、Ｊリーグチェアマン鈴木昌氏が基調講演を行った。

廣道純選手（左）と一緒に（右）中村太郎院長（中央）山田みゆき看護師	アテネパラリンピックに医療班として参加するなど障害者スポーツを支援（９月）中村太郎院長がシドニーパラリンピックに引き続き日本選手団のチームドクターとして参加し、医療班として当院西３階病棟の山田みゆき、明野中央病院の後藤伯子両看護師も派遣した。また、本年の第24回大分国際車いすマラソン大会に当院から医療支援として10名の医療スタッフを派遣するなど障害者スポーツを支援している。

	更なる救急医療の充実を図るため、救急医療棟の増改築工事開始（１１月）更なる救急医療の充実を図るため、24時間救急診療体制を備える「ＥＲ室（救命処置室）」と多発性外傷や広範囲熱傷などの重篤な患者さまの即時受け入れが可能な「集中治療室（ＩＣＵ）」の救急医療棟の増改築工事を開始した。増改築後には、臨床研修施設としての研修医受入れ、新たな診療科の新設など総合医局の整備も併せて行う予定。