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山田みゆきのアテネパラリンピックレポート -NO.8-
競技7日目〜団体戦・マラソン競技でも大活躍


 このレポートも残り3回となったが、大会は7日目をすぎ競技も個人戦から団体戦に移行してきた。

マラソンスタートの瞬間
ゴール会場の
パナティナイコスタジアム
応援団
T52クラス金メダルの
高田稔浩選手
T54クラス女子
金メダル・畑中和選手(右)
銀メダル・土田和歌子選手(中央)
高橋勇市選手の力走
高橋選手と伴走者
金メダルの報告へ
 陸上では男子1600mリレー・車いす(クラスT53/T54)に大分県出身の安岡選手、永尾選手、寒川選手、副島選手が出場し決勝へ進んだが、接戦で惜しくも3位銅メダルを獲得した。

 水泳は女子200mリレー・運動機能障害(20pts)に成田選手・梶原選手・前回のレポートで紹介した奈良選手・藤田選手が出場。決勝に進出、世界新で輝く金メダルを獲得した。競技10日目に行われた男子200mメドレーリレー・運動機能障害(20pts)には江島選手、鈴木選手、前田選手、花田選手で決勝へ、堂々の銀メダルを獲得した。

 競技9日目、陸上ではこの日パナティナイコスタジアムで最大のイベントであるマラソン競技があった。早朝4時、選手と共に医療班2名(中村院長と後藤看護師)も同行しスタート地点へ。中には「この日のために4年間がんばってきた。この日がすべてや。」とやや緊張した面持ちで語る選手もいた。午前8時ピストルの音と共に一斉にスタート!
  私たちは先回りし、スタジアムで選手がゴールするのを待った。9時15分を過ぎると会場がざわつき始めた。「あと何キロ?」「先頭は誰?」「どこの国?」そうしているうちに選手が競技場に帰ってくるのが見え、ほんの一瞬静まり返ったと思ったら次の瞬間ワーっと歓声が上がった。T54クラス1位のオーストラリアの選手がゴールしたとき会場全体が興奮に包まれていた。日本勢は惜しくも花岡伸和選手が6位、笹原廣喜選手が9位、副島正純選手が10位、廣道純選手が16位、安岡チョーク選手は前回のトラック競技で転倒した際に手関節を痛めていたため棄権だった。しかしT52クラスでは、今大会5000mと男子400m・車椅子1で2個の金メダルを獲得している高田稔浩選手が両手を大きく上げながら堂々のゴール!!今大会3個目となる金メダルを獲得した。またT54クラスの女子では畑中和選手が金メダル、土田和歌子選手が銀メダルとワンツーフィニッシュを決めた。

 さらに男子マラソン・視覚障害1の高橋勇市選手が伴走者と共にトラックに入ってきたとき、会場から大きな拍手が沸いた。後ろから10m、5mと接近され追い越されそうになる高橋選手を、私たちは声を限りに応援した。しかしゴール目前で追い越されてしまう。しかし、ふと電光掲示板を見ると「1位JPN TAKAHASHI」。最後に追い越した選手はクラスの違う選手で、高橋選手が見事金メダルを獲得したことが分かった瞬間、大きな拍手を贈ると同時に安堵感が沸いた。というのも高橋選手はアキレス腱を痛め、毎日のように痛み止めの注射をうっていたからだ。当日もスタート前に会場で中村院長から痛み止めの注射をうってもらいレースに臨んでいた。高橋選手が金メダル獲得という結果を出せたことは、院長をはじめこの日応援団となってしまった私たちにとっても非常にうれしい1日だった。
(次回へつづく…)

2004年11月05日(金) No.361 (障害者スポーツ::アテネパラリンピックレポート)

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