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救命救急処置の上級を目指し
第3回ACLS講習会 大分NAKAMURAコース開催


 10月22日(金)、ACLS講習会大分NAKAMURAコースが6階研修室にて開催された。第3回目を迎えた今回は、当院職員及び関連施設〔明野中央病院、(社福)太陽の家、身体障害者療護施設「ゆうわ」〕より60名余りが参加した。

三枡医師チームによる
シナリオ実演の様子
渡辺医師チームによる
シナリオ実演の様子
講評する佐藤看護部長
 はじめに中村院長から「ACLS(二次救命処置)を理解し実践できることは、医療人として大変重要なこと。和気あいあいの中でもしっかり勉強してください。」という挨拶で始まり、次に安江和彦医師(外科・救急部副部長)によるACLSについての簡単な説明の後、ACLSの良い例・悪い例をビデオ映像で紹介。その後、指導看護師の河野香澄によるBLS(一次救命処置)の実技指導に移った。今回の実技指導では、「療護施設ゆうわ」より井崎陽子さん(看護師)、「(社福)太陽の家」より山本由佳さん(看護師)、当院東3病棟より佐々木麻衣看護師の3名がダミー人形を使用してBLSを体験。他の参加者に囲まれて緊張を隠せない様子だったが、3名ともBLSの実技を習得しようと熱心に取り組んだ。
 講習会のメインでもあるACLSでは、最新のダミー人形を使用したシナリオ実演に挑戦。まず、指導看護師5名(山田みゆき・銅野智美・河野香澄・豊田真弓・山下裕美)が完璧な模範実技を実演した後、安江医師の指導のもと、三枡律子医師(形成外科)チームと、渡辺聡志医師(外科)チームの2チームによる、心電図モニター波形による診断と対処、除細動の適用と使い方などのシナリオ実演に挑戦し、見事にクリアした。
 今回の講習会で安江医師は「BLSやACLSは防火訓練のように定期的に講習会を実施し参加することで、突発時においても落ち着いて対処することが出来る。今回だけでなく続けて受講することが大切。」と話した。

 最後に佐藤看護部長が「今日は大変良い講習会だったと思います。今後行われる講習会は、もっと多くの職員が体験できるよう、少人数での開催を数多く実施した方が身に付くかも知れません。」と感想を交えて講評し、講習会は終了した。
(広報情報課)

2004年10月25日(月) No.192 (学術活動)

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