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山田みゆきのアテネパラリンピックレポート -NO.2-
選手村に入村〜感動的な開会式


 選手村に入村後、チームドクターである中村院長は競技開始まで、医務室と選手村内にある病院(ポリクリニック)との往復を繰り返しながら、クラス分けやドーピングの薬品に関してのTUE申請(※1)に追われていた。
 また、医務室では日本の気候と違う非常に乾燥した空気の中、朝夕の冷え込みも重なり(アテネでの冷え込みは異常気象だったらしい)咽頭部の違和感や風邪をひいた選手が多く、競技開始まで毎日約25人前後の診療を行っていた。
いざ開会式へ!準備OK
プラタナスの木
(手前は日本選手団)
聖火がともった瞬間
聖火台
 さて開会式当日。日本選手団はユニホームに着替え、準備された専用のバスでメイン会場に向かったが、日本を含め参加国すべてのバスを現地のパトカーが先導し、会場までノンストップだった。
 会場の待機場所では他国の選手がズラリ…。(アメリカ・オーストラリア・中国・カナダなど)初参加の選手は緊張を隠せない様子だったが(私も含め)、出場経験のある選手はすぐに他国の選手と意気投合していて、何かほのぼのとしたものを感じた。
 しかし、待つこと1時間ほど経過した時、日本選手の1人が気分不良の訴え(発熱・嘔吐が出現したため)、中村院長は開会式に参加できないまま選手と共に選手村へ帰ることに…!
 21時40分入場行進開始!旗手は柔道の松本義和選手。次に車椅子の選手、そして立位の選手の順で行進した。会場の広さとワァ〜という歓声に緊張感は最高潮に達し、観客席に日の丸が見えたときは胸に熱いものを感じた。
 会場に入ると中心に大きな木が1本あった。これは「プラタナスの木(※2)」をイメージした高さ26メートルの木で、この木を中心にモニュメントが続き、開会式はいよいよクライマックスへ。8人の聖火ランナーが会場を一周し、アテネ出身のトップチス氏(パラリンピック5回連続出場選手)が聖火台に点火し2004年アテネパラリンピックが始まった。感動的な開会式であった。
明日からは競技開始!!
(次回へつづく…)


※1 TUE申請…治療目的使用の適用措置(Therapeutic Use Exemption)
 治療目的で禁止薬物を使用している場合は、事前に国際パラリンピック委員会アンチ・ドーピング委員会または国際競技別スポーツ連盟を通してWADA(世界アンチ・ドーピング機構)に申請し承認を得ることで、その禁止薬の使用が許可されます。この使用許可を「治療目的使用の適用措置(TUE)」といいます。

※2 プラタナスの木
医学の父ヒポクラテスがその下で教えを伝え、病人が幹に触れば良くなるといわれた希望の木。「生命力」を表し、今大会の象徴。
2004年10月15日(金) No.355 (障害者スポーツ::アテネパラリンピックレポート)

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