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当院創設者 故 中村裕の没後二十年記念会が開催


 故中村裕は、大分県身体障害者体育大会の開催、東京パラリンピック誘致、社会福祉法人太陽の家創設、フェスピック開催、大分国際車いすマラソン大会提唱など、日本の障害者福祉の歴史に大きな足跡を残しましたが、その功績を称え、故人を偲ぶ「中村裕博士没後二十年記念会」が7月11日(日)大分全日空ホテルオアシスタワーで開催されました。

永六輔氏講演会の様子
故中村裕博士を偲ぶ会の様子
献花する平松守彦前大分県知事夫妻
献花するアントニオ・フェルナンデス夫妻
発起人代表の秋山ちえ子氏
来賓代表の挨拶をする広瀬勝貞大分県知事
 記念講演会では、永六輔氏が生前の故人とのエピソードを交えながら楽しいトークを繰り広げました。続いて、6月29日に発刊された当院院長の中村太郎編集の「車いすマラソン―大分から世界へのメッセージ―」出版記念会が行われました。本の監修をされた緒方甫氏(産業医科大学名誉教授)をはじめ執筆者(※1)一人ひとりが紹介された後、執筆者を代表して平松守彦前大分県知事が挨拶され、故人と共に創り上げた「大分国際車いすマラソン」への熱い想いを語られていました。

 記念会の締め括りの「故中村裕博士を偲ぶ会」では、先ず出席された230余名が、会場中央に飾られた遺影にそれぞれの想いを込めて献花されました。発起人代表の秋山ちえ子氏(評論家)は「中村先生から多くのことを学び、取り残される人のいない、戦争のない社会をつくりたいと考えるようになりました」と挨拶。来賓代表の広瀬勝貞大分県知事は「先生のこれまでの活動が実を結び、大分県の企業の障害者雇用率は全国トップになりました。これからも、先生の思いを大事に育て、お互いを支え合う共生社会の実現を目指したいです」と述べられました。続いて、平松守彦前大分県知事による献杯の後、中村裕博士と古くから親交のあったアントニオ・フェルナンデス氏(マカオ障害者スポーツ協会会長)や、障害者スポーツを通じて院長の中村太郎と交流のあるホースト・ストローケンデル氏(ケルン大学治療教育学部教授/ドイツ)や、故人と生前交流の深かった方々よりスピーチがあり、故人との思い出話や、故人の功績を称える言葉が口々に語られ、20年の歳月を感じさせない会となりました。

(※1)他の執筆者の紹介
<序>北郷勲夫(財団法人日本障害者スポーツ協会会長)
<1章>平松守彦(前大分県知事)
<2章>陶山哲夫(埼玉医科大学総合医療センターリハビリテーション科教授)
<3章>赤嶺和男(大分合同新聞社編集局地方部長)
<4章>田島文博(和歌山県立医科大学リハビリテーション科教授)
<5章>指宿立(大分リハビリテーション専門学校理学療法士科専任教員)
<6章>中村英次郎(明野中央病院副院長)
<7章>大川裕行(星城大学リハビリテーション学部理学療法専攻教授)
<8章>中村太郎(大分中村病院院長)
野田裕子(社会福祉法人障害者自立情報センター前事務局長)

※7月12日の大分合同新聞夕刊で中村裕博士没後二十年記念会の記事が掲載されました。記事は
こちらからご覧になれます。
(広報情報課)

2004年07月14日(水) No.158 (イベント・行事)

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