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院内でいつ起こるかわからない突然の心臓停止に対応するために
AED(自動体外式除細動器)を8部署に設置


 日本では、推定年間3〜7万人が心臓突然停止で亡くなっている。心臓停止に陥った場合、救急車が来るまで平均約5分、それから病院に着くまで平均15分弱、トータルで平均20分弱かかることになる。また、病院内での意識消失も、最初の早期除細動が重要な決め手となる。
 当院では、この度、AED(自動体外式除細動器−電気ショックに使用する機器)「ライフパック500」を全病棟(6病棟)、リハビリテーションセンターおよび透析室に、それぞれ1台ずつ計8台設置した。
 これは救命処置の1つとして、一刻を争う突然の心臓停止に対する電気ショック処置で、処置が1分遅れるごとに救命率が7〜10%ずつ低下すると言われている。この心臓停止に対して極めて重要なのは、3分以内に電気ショックを行うことが理想とされていることだ。
 当院としても、新たな「救急部」の設置や、定期的な講習会「ACLS(二次救命処置)大分NAKAMURAコース」の実施に加え、県内外のACLS講習会に医師や看護師が多く受講し、実績を積んでいる。
これからも、救急病院として職員一人ひとりが救急救命の重要性を認識し、院内でいつ起こるかわからない突然の心臓停止を、広範囲でカバーできるようにしたい。
 知っている限り、医療機関の中で、院内の8部署がAED(自動体外式除細動器)を設置しているのは当院だけであろう。

(広報情報課)
2004年06月16日(水) No.151 (診療体制)

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