RETUNE
大分中村病院の最新の情報や話題をいち早くお伝えするページです。平成１６年度がスタートしました
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入職式では「プロフェッショナルとして、常に上をみて、自分を鍛え続け、結果を出す」ことを求める一方で、目先の利益を追いかけるのではなく、相手の立場になって考え行動し、周囲から信頼される「誠実」であることの大切さを強調しました。長い発展には「誠実」が、何より大切ということを固く信じています。新人研修では久しく途絶えていた社）太陽の家での研修を明野中央病院の新人たちと一緒に行うことになりました。2チームに分かれての車いすバスケットのゲームもあります。当院は救急・急性期病院ですが「太陽の家」の研修を通じて「温かい医療」を学んでほしいと期待しています。
また、「辞令交付式」ではたくさんの新管理職が誕生しました。リストラの時代にあって、4年前に院長に就任した時から、当院のスタッフは60名増え、正規職員が330名になりました。今後も学歴や、入社年度や性別に関係なく、優秀な人材が、高いポストに就く人事システムを施行していこうと考えています。
さて、今年度は院長に就任して以来、はじめての大規模増改築に取りかかります。現在の病院入り口ロータリーの箇所に3階建てのビルを増築する予定です。一階にＥＲ（救急救命室）、三階にＩＣＵ（集中治療室）が新設されます。外来も診察室が大幅に増え、患者様のプライバシーが完全に保たれたものになります。駐車場も入り口と出口が別になり完全にバリアフリー化します。
一方で、国公立も含め、県内200床以上の病院（国の基準では200床以上が大病院という位置付けになります）として初めての病院機能評価獲得を目指します。200床以上の病院の機能評価獲得は、330名の全職員に基本方針などを徹底することの大変さ以上に、ハード、ソフトとも求められるハードルが非常に高いのです。（例えばカルテをあいうえお順ではなく、プライバシーを守るためＩＤ順に並べるなど）このため事務長代理であった開田三郎氏に病院機能評価特命部長に就任してもらい、部屋も院長室隣に引っ越してきてもらいました。その第一歩として病院の理念と基本方針を正面入り口に掲示するとともに、全職員のネームプレートを一新し、裏面に記載しました。
4月5日には九州大学医学部大学院 医療システム学の入学式も終わりました。3月中旬から始めた早朝ジョギングも、目標であった一時間続けて走れるようになり、これからスピードアップを目指します。
今月も地域オンリーワン病院を目指してスタッフ一同Team Spiritで、救命・治療・QOLに全力を傾けます。
（院長 中村太郎）
2004年04月09日（金）
No.126
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