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ＡＣＬＳ講習会 大分ＮＡＫＡＭＵＲＡコース開催
今回で第２回を迎えるＡＣＬＳ講習会大分ＮＡＫＡＭＵＲＡコースが当院の６階研修室で開催された。準備には安江医師（救急副部長）、指導看護師に加え、大分中央消防署の救命救急士３名にも応援に駆けつけていただき、何度もデモンストレーションを行い当日の講習会を迎えた。
 | 挨拶をする院長の中村太郎 |
 | 開会の挨拶をする立花医師 |
 | ＡＣＬＳについて説明を行う安江医師 |
 | 指導看護師によるＢＬＳ（一次救命処置）の模範実技の様子 |
 | ＢＬＳを体験する�蠅佞燭丱織�シーの武部さん |
 | 同じくＢＬＳを体験するＯＢＳ大分放送の甲斐美由紀さん |
 | 指導看護師4名 （河野昌代・河野香澄・大津奈々・銭花洋子）による模範実技の様子 |
 | 内科・河野義之医師チームによるシナリオ実演の様子 |
 | 脳神経外科・花岡真実医師チームによるシナリオ実演の様子 |
 | 講習会後、ＯＢＳ大分放送の取材を受ける安江医師 |
はじめに、日本救急医学会救急科専門医である立花医師（救急部長）の開会挨拶の後、院長は参加者に対し、日本の救命率は欧米に比べて低く、心臓マッサージや人工呼吸の方法も一般の人に浸透しておらず、レベルが低いことなどをあげ、ＡＣＬＳ講習会の重要性について説明した。
次に安江医師によるＡＣＬＳについての簡単な説明の後、ビデオ映像にてＡＣＬＳ（二次救命処置）の良い例、悪い例が紹介された。その後、指導看護師によるＢＬＳ（一次救命処置）の実技指導に移った。参加者の中には熱心にメモを取る方も多く見られ、関心の高さを感じた。実技指導では、「見て、聞いて、感じて・・・」人工呼吸を２回、心臓マッサージを15回と額に汗を滲ませながら奮闘するふたばタクシーの運転手の方に指導看護師も大きな拍手を送っていた。『大分の救急医療現場』の取材に来られたＯＢＳ大分放送の女性リポーター（甲斐美由紀さん）も体験実技に参加し、力強い心臓マッサージを規則正しいリズムで行い、参加者の皆さんからも大きな拍手が沸きあがった。
今回の講習会のメインでもあるＡＣＬＳ（二次救命処置）では、最新のダミー人形を使用し、シナリオ実演に挑戦した。まず、指導看護師4名（河野昌代・河野香澄・大津奈々・銭花洋子）が完璧な模範実技を実演した後、安江医師の指導のもと、内科・河野嘉之医師チームと、脳神経外科・花岡真実医師チームの２チームが、心電図モニター波形による診断と対処、除細動の適用と使い方などのシナリオ実演に挑戦し、見事にクリアした。
最後に立花医師が「この講習をもっと広く皆さんに知ってもらうことが、救命率の向上に繋がることになる」と語り、次回講習会の開催を宣言し、会は終了した。
このＡＣＬＳ講習会 大分ＮＡＫＡＭＵＲＡコースの模様は、３月１６日（火）ＯＢＳテレビ「おはようナイスキャッチ」（10：20〜10：45）にて放送予定となっているので、ぜひご覧いただきたい。
（広報情報課）
2004年03月12日（金）
No.118
(勉強会・セミナー等::職員講習会)
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