大分中村病院トピックス

就労の分野における男女機会均等に理解と協力を
大分市が渡邉博康（副院長兼事務長）を大分市男女共同参画推進懇話会の委員に任命

　日本でも、あらゆる分野で活躍する女性が増えてきました。女性だからという理由で思うように社会参加できなかったこれまでと違って人権が尊重され、性別に関わりなくその個性と能力を発揮できる社会（男女共同参画社会）の推進に努力することは、必要不可欠なのです。しかし、取り組みについてもまだ充分とはいえず、男女共同参画社会の実現に向けて、課題は依然として多く残されています。
　日本は平均寿命の伸びや出生率の低下により、このままの状態が続けば２０１５年には4人に1人が65歳以上となります。そうなれば、社会を支える役割を中心的に担う働き手の数は当然少なくなり、1人当たりの国民所得(生活水準)を維持することも難しくなってしまいます。そこで労働参加率を高めていくためにも、男女が協力して2次活動（家事・育児・介護等）を行い、家族的な責任を有する人でも、働く意欲があれば就労することができるような環境づくりが大切です。また、働く意欲のある高齢者や障害者にも就労の機会を拡大していくことも重要です。
　大分市は「大分市女性行動計画（おおいた男女共同参画推進プラン）」に基づき、男女がともに輝くまちづくりの実現を目指すために様々な取り組みや事業を行っていて、広い視点からの意見を反映させるために「大分市男女共同参画推進懇話会」を設置しています。その委員に、平成16年2月15日から平成18年2月14日までの2年間の任期で、渡邉博康副院長兼事務長が任命されました。主に就労関係を担当します｡
長く病院経営に携わっている実績を活かして、男女が共同して家庭や地域、また学校や職場でそれぞれの個性と能力を発揮できるような社会を目指して尽力していきます。

<渡邉博康プロフィール>
医療法人社団恵愛会大分中村病院副院長兼事務長
大分県病院協会事務部会長
大分県病院厚生年金基金理事
大分県ナースセンター運営委員
大分市防火管理協会副会長
大分市男女共同参画推進懇話会委員
大分中央ロータリークラブ会長
中村裕記念身体障害者福祉財団評議員兼事務局長

（広報情報課）

2004年02月25日（水） No.113 (就任・資格・受賞)

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