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勇気ある救命処置が命を救う!院長が講演
看護スタッフがダミー人形(レサシアン)で実技指導


 2月14日、別府総合体育館(別府アリーナ)にて、当院の中村太郎院長が講師となり、BLS(一次救命処置)について、セーリング競技の大分県選抜選手に講演し、実技指導を行った。これは、平成15年度小・中・高一貫指導推進事業として、大分県教育庁体育保健課競技力向上対策室の依頼のもと、県教育委員会・生涯学習課の協力によるもので、今回は小・中・高の選抜選手約30名が参加した。

左から:中村太郎院長、看護師(衛藤香織・芹川美由紀・銭花洋子)
実技指導の様子
 まず初めに、院長がパラリンピックについてやドーピングについての話をパワーポイントで説明、次にBLS(一次救命処置)について基本的な学習をし、実技指導に移った。当院の看護スタッフ3名(銭花洋子・衛藤香織・芹川美由紀)が紹介され、ダミー人形(レサシアン)の説明があり、指導看護師(銭花)が模範実技を行い、その後、3グループ(各グループに1体ずつ)に分かれ基礎実技の指導を開始した。
 今回は小学校低学年から高校生までと年齢の幅が広いこともあり、指導看護師も孤軍奮闘。次第に生徒たちは実技をマスターしていき、最初は恥ずかしそうに行っていたが、時間が経つにつれ動きもよくなり熱心になっていった。
 終了間際、小学校低学年の女の子が見事な実技を披露した。「もしもし、もしもし、大丈夫ですか?」と大声で呼びながら肩をたたき、人形の口と鼻に顔を近づける。「呼吸なし!」「だれか救急車を呼んでください!」と周りの人に助けを求め、看護師さんが補助をしながら気道を確保し、ゆっくりと2回息を人形の口に吹き込んだ。心臓の位置を確認し「いち、にい、さん、しい…」と大きな声で心臓マッサージを始めると、見学している生徒や父兄から自然と拍手が沸き、院長も思わずニッコリ。最後の説明で「一次救命処置を知っているのと、知らないのとでは、死んでしまうか、救命できるか、大きな違いだ」と言った院長の言葉を目を丸くしながら聴いていた生徒たちが印象的だった。
(広報情報課)

2004年02月17日(火) No.111 (学術活動::講演・講義)

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