大分中村病院トピックス

中村太郎院長２００６年日本障害者スポーツ研究会会長に選出される

　１月２５日、日本障害者スポーツ研究会（会長:緒方甫　産業医科大学名誉教授）の理事会が大阪で開催され、中村太郎院長が２００６年の学会会長に選出された。学会は、副理事長を務めている別府市の社会福祉法人　太陽の家で開催される。
　日本障害者スポーツ研究会は、１９９０年１１月に、大分大学医学部整形外科　真角昭吾教授（当時）が会長となり発足した。当初は、「日本車いすスポーツ研究会」第１回大会という名称で開催されたが、回を重ねるごとに発展し、車いすスポーツのみならず、切断者や視覚障害者、知的障害者などあらゆる障害を持つ方のスポーツを研究する会に発展させようと、｢日本障害者スポーツ研究会｣に昨年名称変更した。

　大阪で開催された第１３回大会も、医学、工学、体育、教育、福祉など、幅広い分野から１００名を越す研究者が全国から参加し、当院リハビリテーション体育士の齊藤健夫も、「当院におけるリハビリテーションスポーツの取り組み」、「障害者における障害スポーツの可能性について～大分国際車いすマラソン大会における高齢競技者の現状報告～」の２題を発表した。
　中村太郎院長は総会の中で、｢１３年前に大分市で恩師である真角昭吾教授が会長をされた第１回大会の時は、まだ大学院生で受付をしました。このような伝統のある研究会の会長を担当させていただくのは名誉に思い、一生懸命準備します｣と語った。
（写真：大阪で開催された第１３回日本障害者スポーツ研究会の様子）

（広報情報課）

2004年01月29日（木） No.105 (就任・資格・受賞)

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